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「次期大統領に負担かけたくない」 金融委員長が辞意表明

「次期大統領に負担かけたくない」 金融委員長が辞意表明

Posted January. 11, 2013 06:17,   

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金融委員会の金錫東(キム・ソクドン)委員長(写真)が最近、大統領府に辞任を表明したことがわかった。

金委員長は9日、東亜(トンア)日報記者の取材に対して、「次期大統領に負担になりたくなく、新政府の発足にあわせてポストから退く」と明らかにした。

すでに大統領府に辞意を伝えたされる金委員長は、「後任の大統領に辞表を提出すれば、(金融委員長は)任期職であり、辞表受理が難しく、(辞表を)出さなければ新陣営の発足にふさわしくない」と語った。

金委員長は、「(公職生活は)すでにやりすぎた。私は自分の足で出て行きたい」と話し、後輩のための勇退意思を明らかにした。

金委員長が辞意を表明したことを受け、主要金融持ち株会社各社のトップを始め、金融界の幹部関係者らが辞任の圧力を受けるだろうという見方が慎重になっている。

金融委員長の任期は3年間であり、11年1月に就任した金委員長は、家計負債や貯蓄銀行の構造調整などの懸案を難なく処理し、14年1月までの任期を全うするだろう、という見方が有力だった。

KDB産業銀行の民営化については、「買収したいという服すの勢力があったのに、なぜ引き止めたのか…」と言い、在任中に民営化を片付けられなかったことへのもどかしさを隠さなかった。

第23回の行政試験に合格し、1980年に公職に足を踏み入れた金委員長は、財政経済部・金融政策局長、金融監督委員会副委員長、財政経済部次官、農協経済研究所・代表取締役などを経験した。

金融実名製対策班長(1993年)、金融改革法案対策班長および不動産実名制総括班長(1995年)、韓宝(ハンボ)対策第1班長及び金融改革法案対策班長(1997年)などを引き受け、「対策班長」という異名がつけられた。00年代は、信用不良者対策やLGカード事態の処理を主導した。

金委員長が辞任すれば、歴代8人の金融委員長(金融監督委員長を含む)のうち、尹遝鉉(ユン・ズンヒョン)金融監督委員長(04年8月〜07年9月)のみ唯一に任期を全うしたことになる。



abc@donga.com