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朴泰俊元ポスコ名誉会長が「鉄鋼の殿堂」入り

朴泰俊元ポスコ名誉会長が「鉄鋼の殿堂」入り

Posted June. 21, 2012 07:28,   

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「鉄の男」故朴泰俊(パク・テジュン)元ポスコ名誉会長(写真)が米国の鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーらと共に「鉄鋼の殿堂(Steel hall of fame)」入りを果たした。

20日、ポスコによると、米国の鉄鋼専門誌「アメリカン・メタル・マーケット(AMM)」が選定した鉄鋼の殿堂に朴名誉会長の名前が登録された。1882年に創刊され、世界の鉄鋼専門誌の中で最長の歴史を持つAMMは、今年初めて、世界の鉄鋼業界で影響力を発揮したリーダーの功労と業績を称えるため、鉄鋼の殿堂を新設した。

鉄鋼の殿堂入に登録されたのは、朴名誉会長をはじめ、米カーネギー鉄鋼会社の創業者・アンドリュー・カーネギー、溶けた銑鉄に空気を吹き込んで鋼の大量生産を可能にした「ベッセマー製鋼法」の開発者であるヘンリー・ベッセマー、米USスチールのエルバート・ジャッジ・ゲーリー、米ヌコルの会長を務めたケネス・アイバーソン、新日本製鉄の初代社長の稲山嘉寛、ドイツのコーフコーポレーションの創業者ウィリー・コーフ、米ベレスヘム・スチール社長のチャールズ・シュワップスの計8人だ。AMMは、学会や鉄鋼業界の専門家で構成された「名誉の殿堂推薦委員団」を設置して、計2回にわたった投票を実施して8人を選定したと発表した。

1946年、日本早稲田大学機械工学科を中退した朴名誉会長は、陸軍少将として退役した後、1968年から浦項(ポハン)製鉄の初代社長と会長を務めた。ポスコの有名な企業理念である「製鉄法国」も朴氏の作品だ。以後、国会議員や首相などを経験した朴氏は、昨年12月に死去した。ポスコは、「これからも『朴泰俊名誉会長追慕事業推進委員会』を通じて朴名誉会長が国の発展に貢献した功労と企業家精神を称える」と話した。



alwaysj@donga.com