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進歩党議員、北の威嚇に「李大統領が北を刺激したため」と主張

進歩党議員、北の威嚇に「李大統領が北を刺激したため」と主張

Posted April. 25, 2012 04:33,   

北朝鮮軍部が、「革命武力の対南特別行動がまもなく開始されるだろう」と宣言し、韓国への挑発を予告したことを受け、民主統合党(民主党)と統合進歩党(進歩党)も24日、北朝鮮を批判した。特に、北朝鮮に友好的なNL系(民族解放系)が党の中心である統進党の北朝鮮批判は異例のことだ。それだけ北朝鮮の脅威が大きいと判断したようだ。

統進党のウ・ウィヨン報道官は論評で、「北朝鮮は刺激的な発言で韓半島の緊張を高めることを自制しなければならない」とし、「李明博(イ・ミョンバク)大統領と政府当局も、北朝鮮を刺激する発言と行動をこれ以上してはならない」と述べた。さらに、「南北の両当局が互いを刺激する発言は、韓半島の平和を危険にさらすだけでなく、双方への不信を増幅させる」と指摘した。

民主党の文盛瑾(ムン・ソングン)代表代行は、緊急声明を出し、「平和を望む国民の誰も容認できない発言だ」とし、「北朝鮮の新指導部は、軍部中心の強硬策から脱することを望む」と述べた。その上て、「李明博政府の安保無能や強硬一辺倒の対北朝鮮政策が、不安と危機の状況に追い込んでいる最大の原因だ」と主張した。

こうした中、進歩党の金先東(キム・ソンドン)議員は、国会で記者会見し、「総選挙の前に始まった南北当局者の『言葉』の争いが戦争も辞さないとする状況にまで至った」とし、「各党を代表する人物と国会議員が平和使節団を早期に構成し、南北の指導部が会う必要がある」と主張した。しかし、北朝鮮への批判はなかった。金議員は、「李大統領は、内政干渉とも受け取れるような北朝鮮体制と新指導者への訓戒に加えて、中国を通じて北朝鮮を封じ込めると発言し、北朝鮮権力を刺激している」と批判した。



jin0619@donga.com will71@donga.com