Go to contents

国民年金加入者、2000万人突破が目前!

国民年金加入者、2000万人突破が目前!

Posted January. 18, 2012 07:55,   

한국어

国民年金加入者2000万人時代が開かれた。保健福祉部と国民年金公団は、「17日現在、国民年金加入者は1989万人で、来月2000万人を突破するのは確かだ」と話した。成人2人に1人は国民年金で老後を準備するという意味だ。

昨年、国民年金加入申請者は86万人だった。1999年、国民年金を職場から地域へ拡大して以来、増加幅が最も大きかった。12万5000人が新規加入した08年より6倍近く急増した。これまで所得があっても、国民年金に加入していなかった人が大勢申請したためだ。

特に、地域加入者が大きく増加した。地域加入者は08年375万人、09年362万人、10年357万人へ持続的に減少する傾向だった。しかし、昨年地域加入者は20万人が増えた377万人となった。「税金を別に納めているような気がして、国民年金に加入しなかった」という反応を見せてきた地域加入者の態度がずいぶん変わったわけだ。

これは老後への備えが必ず要るという最近の社会認識が影響したためと分析される。経済状況は厳しいが、国民年金で最小限の老後対策をしておくという考えだ。

ベビーブーム世代の50代以上男性の加入が目立ったのがこのような分析を裏づけする。昨年、新規地域加入者20万人を年齢別に分析した結果、50代以上が16万人に達した。国民年金公団は「この16万人の半分の8万人は職場で引退した人が、再び地域加入者として国民年金を申請したものと分析される」と説明した。老後への不安感で、退職金を国民年金に投資するわけだ。このような傾向はしばらく続く見通しだ。国民年金の「投資収益率」が民間年金の収益率より高く、財テクとして脚光を浴びているのも加入者が増えている一因だ。

実際、一時的に所得がなくて年金保険料を払えなかった「納付例外者」らが不足分を納めるケースも増えている。不足分を収めると、後日年金受給額が増えるためだ。納付例外者は、10年の510万人から昨年490万人へ減少した。

国民年金加入者2000万時代を前に、加入者の拡大に取り組んだ政府の努力も一役買ったと評価される。昨年政府は、大学の時間講師や時間制勤労者、基礎受給者を職場加入者に編入させた。国民年金公団も電話相談や1対1の出張、職場への直接訪問などを通じて、所得申告者6万人をさらに確保した。今年からは所得の少ない20、30代の青年層も、国民年金の保険料を引き続き納められるよう支援する予定だ。下半期からは「5年先納付制」を導入し、退職金をもらったベビーブーム世代が、最大5年分まで予め保険料を納められるようにする。



isityou@donga.com