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呉世勲ソウル市長、ソウル教育監に徹底テレビ討論を提案

呉世勲ソウル市長、ソウル教育監に徹底テレビ討論を提案

Posted December. 08, 2010 03:26,   

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呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が、無償給食テレビ討論を拒否するという郭魯鍱(クァク・ノヒョン)ソウル市教育監に向かい「卑怯だ」とし、再びテレビ討論を提案した。呉市長は7日午前、ソウル市庁で記者会見を開き、「教育投資を減らし、無償給食をするという方が、社会的同意を取り付けるためのテレビ討論を避けるのは、無責任きわまりない」とし、このように述べた。呉市長はテレビ討論と共に、郭教育監と自分がそれぞれの主張を記した手紙を書き、ソウル市民に伝えようとも提案した。

また、「展示性の土木工事を少し減らしても、十分に無償給食を実現できる」という主張に対しても真っ向から反論した。呉市長は、「政府レベルで見れば、まるで国土海洋部の予算を減らし、無償給食をしようと言っているのと同じ」とし、「無償給食のほかには何も重要でないというような、非合理的な主張が」と強調した。

民主党に対しても攻勢のレベルを高めた。呉市長は「民主党が言っている普遍的福祉を実行するためには、必ず庶民の税金を引き上げなければならないが、彼らはこの『後ろめたい真理』については絶対言わない」とし、「市民に、全ての手段を動員して真実を知らせていく」と話した。

その上で、民主党が主張する「普遍的福祉」を実現するためには、現行の所得税と法人税を少なくとも30%以上引き上げなければならないと主張した。呉市長は、無償給食より学校の安全と、公教育プログラムの強化が重要だという点を強調するため、立ち遅れた学校を訪問する案を検討している。

これに対し、ソウル市議会の民主党議員らも同日午後記者会見を開き、「呉市長が討論したいなら市議会に即時出席すればいい。適法に処理された無償給食条例案をめぐり、市長が市議会に出席しないのは資質が疑わしいところだ」と非難した。



argus@donga.com