Go to contents

ブラジルのサッカー英雄ロマーリオが政界進出

ブラジルのサッカー英雄ロマーリオが政界進出

Posted October. 06, 2010 07:57,   

한국어

2014年W杯大会が開催されるブラジルで、サッカーの元スター選手が相次いで政界に進出し話題を呼んでいる。

ブラジルのマスコミによると、4日、大統領選挙とともに実施された連邦下院議員選挙でロマーリロ・ジ・ソウザ・ファリアが当選した。ロマーリオは左派のブラジル社会党(PSB)所属でリオ・デ・ジャイネイロ州の選挙区に立候補した。1994年のW杯米国大会で5ゴールを決め、ブラジルに24年ぶりの優勝をもたらしたサッカーのスター選手。同大会の最優秀選手に選ばれゴールデン・ボールを受賞し国民の英雄になった。

ロマーリオは昨年9月に入党したあと、児童福祉とスポーツセンターの建設を公約に掲げて選挙運動を繰り広げてきた。ロマーリオは、「現役時代のファンの皆さんにゴールを約束したように、政治でも有権者たちへの約束は必ず守る」と支持を訴えた。

W杯米国大会以降、スペインのバルセロナやバレンシアなどのチームで活躍し、08年に引退するまで1256試合で1042得点した。引退後は脱税罪に問われたり違法賭博に参加したほか、昨年7月には前妻に養育費を支払わなかったとして警察に逮捕される危機もあった。しかし下院議員に当選したことで再び名誉回復を果たした。

ロマーリオとともに赤ちゃんをあやす「揺らんパフォーマンス」で有名なジョゼ・ロベルト・ガマ・デ・オリベイラ(ベベット)も州議員に当選した。リオ・デ・ジャイネイロ州議員選挙に民主労働党(PDT)候補で出馬したベベットは、当選が厳しいだろうという予想を打ち破って上位70人に与えられる議員資格を獲得した。

このほかにも、全部で23人の元スポーツ選手が政界進出を果たした。ブラジルマスコミは、14年W杯と16年の五輪開催を控えて、スポーツ選手出身議員のお陰でPR活動に肯定的な影響があるだろうと評価した。



creating@donga.com