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英国の女子サッカークラブ、北朝鮮訪問し親善試合

英国の女子サッカークラブ、北朝鮮訪問し親善試合

Posted September. 13, 2010 03:53,   

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英ミドルズブラを本拠とする女子サッカークラブが北朝鮮を親善訪問すると、ガーディアンなど英マスコミが12日付で報じた。ミドルズブラは、北朝鮮のサッカー男子代表チームが1966年、イングランドW杯で8強神話を成し遂げた時に1次リーグを行った街、その後も引き続き交流を続けてきた。

マスコミの報道によると、ミドルズブラFCレディースは今月18〜23日、約4日の日程で平壌(ピョンヤン)を訪問する。北朝鮮駐在英国大使館の招待で実現した訪問団の規模は、選手14人とコーチ3人前後になりそうだ。レディースは北朝鮮女子選手らと2回親善試合を行い、北朝鮮の子どものためのサッカー教室も開く。

訪朝の目的は親善を深めること。1966年、ミドルズブラのサッカーファンは突風と波乱の主役であり未知のチームだった北朝鮮を熱烈に応援した。その縁が今まで続き、02年には当時北朝鮮選手団のうち7人がミドルズブラに招かれ、盛大な歓迎を受けた。

今回の女子クラブの訪朝は答礼訪問の性格と言える。1966年の1次リーグでイタリアを相手に決勝ゴールを決めてベスト8入りをけん引した朴斗翼(パク・ドゥイク)をはじめ、生存している当時の北朝鮮選手らはレディース選手団と会う予定だ。

訪朝団代表のマリ・ビチョレク・レディース監督は、「選手ら皆が北朝鮮旅行を楽しみにている。英国人にとって北朝鮮はベールに包まれている国だが、今回の訪問で文化の壁を崩せるようになることを望む」と話した。



jarrett@donga.com