Go to contents

鄭首相、世宗市修正案否決で「責任を負う」と明言

鄭首相、世宗市修正案否決で「責任を負う」と明言

Posted July. 01, 2010 06:32,   

한국어

鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は30日、「世宗(セジョン)市修正案を貫徹させることができなかったことに対して、今回の案を設計した責任者として全面的に責任を負う」と明らかにした。

鄭首相は同日、政府中央庁舎で発表した「国会の世宗市法案処理についての国民への言葉」で、「私は、過去にもそうだったが、今も責任を負うべきことがあれば、必ず責任を負う」としてこのように述べた。鄭首相は、首相辞任については言及しなかったが、李明博(イ・ミョンバク)大統領が海外歴訪を終えて7月3日に帰国すれば、李大統領に辞意を伝える可能性が高い。

鄭首相は、「世宗市修正案は、私が担わなければならないこの時代の十字架だった。昨年9月にまた戻ったとしても、私の選択は同じだろう。正義と理性に訴えれば、問題が解決すると考えていた」と話した。そして、「国家の未来と忠清(チュンチョン)地域の発展のために何が本当に正しいことかを考えてほしいという私の声は、忠清の人々の感性を刺激する政治家たちの声にかき消され、よく聞こえなかった」と語った。

そして、鄭首相は、「いくら良い政策でも、それを国民に十分に伝えることができず、反対する人々を最後まで説得できなかったことは、私の能力と誠意が足らなかったためだと考える。国民の過半数の支持を背にしても、現実政治の壁を越えることができなければ成し遂げられないという事実を骨身にしみて確認した」と指摘した。また、「果たして韓国の歴史と未来の子孫が昨日の国会決定をどのように評価するか心配だ。政略的な利害関係が国益に優先した代表的な事例として歴史に記録されると憂慮される」と話した。

鄭首相は、「残念だが、国会の決定を尊重し、国会の決定によって行政中心複合都市法の趣旨どおり、世宗市を良い都市にすることに最善を尽くす。これ以上この問題で国論が分裂してはならず、すべての論議と対立が解消されることを望む」と付け加えた。



pen@donga.com