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玄貞恩会長が訪朝…「クリントン効果」はあるか

玄貞恩会長が訪朝…「クリントン効果」はあるか

Posted August. 11, 2009 08:25,   

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玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代(ヒョンデ)グループ会長が10日、開城(ケソン)を経由して平壌(ピョンヤン)に到着した。玄会長は同日、長女の鄭志伊(チョン・ジイ)現代U&I専務や現代峨山(アサン)の契約支援担当実務部長と午後1時50分頃、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の都羅山(トランサン)南北出入事務所(CIQ)から訪朝した。玄会長の平壌訪問が南北関係改善の転機となるか関心が集まっている。

玄会長は訪朝直前、北朝鮮に抑留された現代峨山職員A氏の釈放に関する記者団の質問に、「そうなるよう努力する」と述べ、金剛山(クムガンサン)観光の再開については、「行ってみないと分からない」と答えた。

同日、開城を訪問して戻ってきた現代峨山の趙建植(チョ・ゴンシク)社長は、「玄会長は午後2時10分に開城に到着し、平壌から来たアジア太平洋平和委員会の李種革(イ・ジョンヒョク)副委員長の出迎えを受け、2時25分に平壌に出発した」と伝えた。

玄会長は、12日までの3日間の日程で平壌に滞在する予定だ。特に、金正日(キム・ジョンイル)総書記に会う可能性が高く、A氏問題の解決とともに、南北当局間の対話チャンネルを生かす役割ができるかどうか注目される。

対北朝鮮消息筋によると、北朝鮮側との交渉結果によって、8・15光復節前の12日に玄会長が帰国し、A氏を連れて戻る可能性もある。開城工業団地で働いていたA氏は、3月30日、体制批判および女性従業員に対する脱北誘導の容疑で北朝鮮当局に逮捕され、134日間抑留されている。

玄会長の平壌訪問は7度目で、昨年2月、ニューヨーク・フィルハーモニックの平壌公演に出席して以来、1年6ヵ月ぶりだ。玄会長は、05年7月16日に元山(ウォンサン)で初めて金総書記に会って対北朝鮮事業について話し合い、07年10月4日には南北首脳会談の特別随行員として訪朝し、同月30日、白頭山(ペクトゥサン)観光で合意するなど、金総書記と3度会っている。



swon@donga.com sukim@donga.com