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30代夫婦の「経済パワー」さらに増大

Posted September. 01, 2008 04:07,   

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若い女性が大企業や金融会社など、勤務環境のよい仕事先に大挙進出したことにより、昨年初めて、30代世帯主の妻の所得が40代妻の所得を上回ったことが、分かった。

31日、統計庁が発表した「世帯主・年齢別・世帯当たりの月平均家計収支」によると、今年第2四半期(4〜6月)、30代世帯主の配偶者の勤労所得は47万6152ウォンだった。40代は41万8511ウォン、50代は26万8754ウォンに止まった。ほとんどが女性である30代世帯主の配偶者の勤労所得が40代の配偶者を上回ったのは、07年1四半期(1〜3月)が初めてで、その傾向がずっと続いている。

世帯主と配偶者の勤労所得を合わせた夫婦合算月平均の勤労所得も、03年から6年間、30代世帯が40代と50代を上回っている。これは30代には「共働き」が多いためと分析された。

今年2四半期も30代世帯の月平均の夫婦合算勤労所得は、246万9268ウォンで、40代(218万7280ウォン)、50代(160万5295ウォン)よりはるかに多かった。

共働き夫婦の所得が高くなることにつれ、30代世帯の支出も40代と50代世帯とさほど違いがないことが分かった。今年2四半期、30代世帯の税金などを除いた月平均の消費支出は236万8832ウォンで、40代(243万4745ウォン)よりやや少なく、50代(231万3800ウォン)より若干多かった。

特に、共働きの夫婦が増えたことにより、掃除や料理など家事サービスに支出する費用が40代と50代世帯より多いことが判明した。反面、中高校生の子どもが多い40代世帯では、教育費の支出が月平均40万8854ウォンで最も多かった。小学生の子どもが多い30代世帯の教育費の支出は、25万9089ウォンだった。

統計庁の関係者は、「共働きをする若いカップルが増えたことで、30代世帯の所得と支出の規模が40、50代世帯に比べて遅れをとらないなど、経済力が大きく向上した」と述べた。



ceric@donga.com