11月9日で任期が終わる田允迵(チョン・ユンチョル)監査院長の留任が有力視されている。大統領府は、△監査院長を新しく任命する案、△代行体制に転じる案などを検討したが、「田監査院長の留任」で方針を固めたもようだ。
憲法第98条2項は「監査院長は国会の同意を得て大統領が任命するものとし、その任期は4年とし、1回に限って重任できる」と定めている。
大統領府は新しい人物を起用した場合、国会の同意は容易でないことも考慮したとされる。野党ハンナラ党が、次期監査院長の任命を後任の大統領に委ねるよう求めているうえ、旧与党系の大統合民主新党が支離滅裂な状況下で、サポートも期待しがたい状況だからだ。
しかし「重任」の場合、人事聴聞会を再び経るべきかについて、監査院法と人事聴聞会法などに関連規定がないことから、議論を呼びそうだ。
監査院長が重任した前例もない。田監査院長が留任になった場合、監査院法の定年規定によって中途で辞任しなければならない。1939年6月生まれの田監査院長は、70歳になる09年6月まで在職することができる。
韓勝憲(ハン・スンホン)元監査院長は、65歳になった99年9月に監査院法の定年規定によって4年の任期が終了していないにもかかわらず、1年6ヵ月で退任している。それ以降、監査院長の定年は、最高裁長官、憲法裁判所長と同じ70歳に改定された。
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