去年12月31日午後11時からソウル鍾路区(チョンノグ)にある普信閣(ポシンガク)で行われた「除夜の鐘」を鳴らす行事では、07年を迎える鐘の音はあったが、市民意識は目にすることができなかった。
打鐘式のあった鍾路一帯は、花火による事故が起き、爆竹の残骸物などのごみで散らかされており、市民20人が怪我をして、一部は病院に運ばれたりもした。
同日、10万人あまりの市民が鐘閣(チョンガク)駅の周辺に駆けつけてきて、町の人々10人中8人以上が爆竹を持って歩き回りながら鳴らした。
祖母や孫など6人家族がそれぞれ爆竹を1つずつ手にしたまま歩き回る場面も目撃され、鍾路周辺の露店商たちは、「売り上げのうち90%は爆竹だった。爆竹以外は商売にならないほどだった」と口をそろえた。
市民たちは鐘の鳴る前の午後11時ごろから清渓川(チョンゲチョン)や鍾路のいたるところで花火を打ち上げ始めた。夜12時に近づくほど、鳴る爆竹の数は急激に増え、鐘の鳴るときには、数万個の爆竹に火がつき、灰色の煙をどっと吐き出し始めた。
このため、呼吸が困難になった老人や子供たちが人ごみから離れて、街中で鼻をふさいだまま立ち尽くし、爆竹による灰が、道路や市民たちの服に降りかかるなど、爆竹のせいでその一帯がぼやけて見えるほどだった。
空に向かって鳴らさなければならない爆竹の角度を斜めにして低く打ち上げたせいで火花が市民たちに飛んでいくなど分別なく打ち上げた花火で、火花や化学の粉が目に入った李某さん(20・女)が消防隊員の応急手当てを受けるなど、市民12人が爆竹によって怪我を負った。彼らを含めて同日、21人が怪我をし、5人が病院での治療を受けた。
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