
「リュ・ヒョンジンさんですか。負担を感じますね。上手すぎるじゃないですか」
プロ野球SKの07年新人1次指名投手の金グァンヒョン(19、安山工業高校)は、インタビューの度にリュ・ヒョンジン(20、ハンファ)と本人を比較してくれと頼まれる。仁川文鶴(インチョン・ムンハク)競技場で会った金グァンヒョンの言い方は謙遜そのものだった。しかし、その後ろに隠された自信まで隠すことはできなかった。
▲左腕投手、187㌢の高身長…リュ・ヒョンジンに似ている〓SKは、「怪物投手」リュ・ヒョンジンに対する痛い思い出がある。06年、新人1次指名でSKはリュ・ヒョンジンの代わりに捕手の李ジェウォンを指名したが、ハンファに行ったリュ・ヒョンジンが大活躍したもの。投手トリプルクラウン(多勝、脱三振、平均自責1位)を総なめしたほどだから。
ハンファは笑ったが、SKのスカウトチーム員の胸は1年中、「真っ黒」だった。その恨みを晴らしてくれると期待される選手が金グァンヒョンだ。
金グァンヒョンとリュ・ヒョンジンは共通点が多い。2人とも左腕投手で背が高いほうだ。上から下へ差し込む球が見事だ。違いがあるとしたら、体重が90㌔を越えるリュ・ヒョンジンの球がやっと80㌔を越える金グァンヒョンの球より重いということぐらい。
そのため、金グァンヒョンは昨年末、済州島(チェジュド)と日本宮崎キャンプで食べることに相当気を使った。しかし、いくら食べても思うよりなかなか太らないという。一日中、熱心に食べ続けてやっと2〜3キロを増やした。
SKは将来的に金グァンヒョンがリュ・ヒョンジン以上に成長できると見ている。昨年9月行われたキューバ世界青少年選手権大会で最優秀選手(MVP)に輝き、チームを優勝に導いた金グァンヒョンはもう実力検証を終えた状態。
SKスカウトチームのホ・ジョンウク課長は、「金グァンヒョンのように全てのことを完璧に揃えている選手は初めてだ。試合運営能力や多様は球質、鋭い変化球を駆使する金グァンヒョンは無理さえしなければ、将来、韓国プロ野球の全ての記録を塗り替えられる選手だ」と評価した。
▲世界青少年MVP…「実力は検証済み」〓金グァンヒョンが高い点数をもらうもう一つの理由は、率先垂範する姿勢のため。ホ課長は、「グァンヒョンが3年生の時、練習試合を見に行ったんですが、独りで宿舎の掃除をしていたんです。チームで特別扱いされていることについて、仲間たちに悪く思い、また難しいことがあれば、先にやろうとする」と話した。
素直な顔をしているが、金グァンヒョンは「一度もマウンドで緊張したり、心が落ち着かなかったことがありません」と言った。金グァンヒョンは、「李尚勲(イ・サンフン、元LG)先輩やランディ・ジョンソン(ニューヨーク・ヤンキーズ)のような優れた左腕投手になりたいです。今年、10勝はちょっと足りないような気がして、13勝から15勝ぐらい上げたいです」と覚悟を述べた。
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