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キーワードで見た06シーズンの李承鎏

Posted October. 11, 2006 06:49,   

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打率0.325、41本塁打、108打点(9日現在)。日本プロ野球・読売の李承鎏(イ・スンヨプ、30)が10日、東京ドームで行われた中日との試合を最後に華やかだった今シーズンにピリオドを打った。読売は15日、ヤクルトとシーズン最終戦を戦う。しかし、李承鎏は13日、左膝の手術を受けて、シーズンを終える予定だ。韓国と日本を熱く盛り上げた李承鎏の06シーズンをキーワードでまとめてみる。

▲原監督〓原辰徳監督がいなかったら、今年の李承鎏はいただろうか。原監督は李承鎏の心強い後援者であり精神的な柱だった。原監督の信頼を背負って、李承鎏は思いきり自分の野球ができた。原監督は開幕戦から李承鎏を読売の70番目の4番打者に決めた。李承鎏も炸裂する本塁打で原監督の期待に応えた。

▲孤軍奮闘〓今シーズン、日本のマスコミが李承鎏に対して一番よく使った言葉だ。小久保裕紀、高橋由伸ら主力選手らの相次ぐ負傷で、チームが墜落する真っ最中、それでも読売を支えたのが李承鎏だった。ファンは李承鎏の本塁打を見る楽しみで過ごしたと言っても過言ではない。李承鎏は4月21日サヨナラ本塁打、8月1日韓日通算400本塁打、9月7日全球団相手の本塁打(以上阪神戦)、10月4日東京ドーム一シーズン最多本塁打(22本)タイ(横浜戦)など、様々な本塁打の大記録を達成した。6月11日、ロッテ戦では本塁打を打ったものの、先行走者の塁の空過という決定的な誤審で本塁打が取り下げられる羽目になったりもした。

▲タイロン・ウッズ〓シーズン終盤の左膝の負傷はとても残念だった。7月までも50本塁打を見込められるペースだったが、負傷を負った8月からなかなか本塁打が出なかった。反面、国内プロ野球時代からライバルだったタイロン・ウッズ(45本、中日)は後半から勢いに乗って、ホームラン王をゲットした。李承鎏は結局、無冠の帝王になってしまった。

▲米大リーグ〓李承鎏が一生の夢としている大リーグに挑戦するか、もしくは読売に残留するかは、シーズン中盤からの焦眉の関心事だった。読売は早くから李承鎏の残留を望んだ。3年間10億円(約85億ウォン)という具体的な金額まで出た。手術台に上がる李承鎏は残留が有力視されている。李承鎏は、「まだ決められたのは何もない。シーズン後、条件を聞いてみてから決定する」と言っている。



uni@donga.com