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肥満管理プログラム、軍でも好評

Posted August. 02, 2006 03:01,   

午後7時20分。夕飯を済まして一息ついていた機動隊の李ジュンハ兵長(23)は、今日も欠かさず運動靴の紐を結んだ後、一人で師団の駆け足を開始した。

3月10日からほとんど毎日欠かさず走ったおかげで、2.5kmを一周してもまったく息が切れなくなった。気合を入れてもう一回り完走した後、体力鍛錬場で「筋肉質のボディー」の持ち主である後任兵からインストラクトされ、腹筋とバーベルプレス運動でさらに体を鍛える。入隊前、体重が100kg(身長174cm)を超えていた李兵長は、今は85kgでスリム(?)になった。新兵の頃、夜間警戒勤務を終えると、毎日のように食べていた「ポグリ」(袋に湯を入れて食べるラーメンを指す軍隊用語)とチョコパイ、コーラーを忘れて久しい。

除隊まであと3ヵ月あまりとなった李兵長は、80kgまでの減量を目標に汗を流している。彼は「体重が減ってきたので、以前は大変だった訓練も、もはや心配ない。何よりも『やればできる』という自信がついたのは嬉しい」と話した。

「デブ」だった李兵長のこのような変化は、所属部隊である忠清北道曾坪郡(チュンチョンプクド・チュンピョングン)の陸軍第37師団(師団長・金イルセン少将)が運営する6ヵ月過程の「体重調節プログラム」によるところが大きい。

一部の新兵教育隊に似たようなダイエットプログラムがあるにはあるが、一線師団でこのように長期的に兵士たちの肥満管理プログラムを施すのは初めてだ。同師団は、今年はじめ全兵士を対象に調査したところ、約6%(243人)が肥満または高度肥満で、正常な訓練についていけないという結果が出たと明らかにした。

金師団長は、兵士が訓練に参加できなければ戦闘力が低下し、チームワークなどに問題が生じるとみて、対策作りを支持した。師団の義務隊長のペ・ヨンソン少佐(37)は、部隊近くにある曾坪(チュンピョン)保健所の協力を得て運動療法と食餌療法を中心に体系的なプログラムを練った後、希望者を募集した。

体重10%を減量すると3泊4日を、さらに7%、その後また5%を新たに減量するとそれぞれ4泊5日の補償休暇を与えるというインセンティブも打ち出した。169人が志願した。兵士たちは、体脂肪を測り、総合相談カードを作成した後、本格的なダイエットに取り掛かった。縄跳びと駆け足、ストレッチング、階段の昇り降りなど、自分の体力に見合う運動からはじめ、次第に強度を高めていく。食事量は3分の1に減らし、汁とインスタント食品を食べないなど、若い兵士たちにはきつい食事療法もよく頑張ってクリアした。曾坪保健所では専門家らが2週間ごとに体脂肪を測定し、体重の減り具合を知らせ、健康相談はもとよりクリニックも運営している。

5ヵ月が経つと、兵士たちの体重は2〜26kg減っている。平均減量は7kg。

今年5月25日に除隊したヤン・スンホン氏(23)は、約26.4kgも減らした。復学を前にしたヤン氏は「除隊した後、家族と友達が自分を見間違えるほどだ」と張り切っている。

第37師団の成果は、陸軍本部に報告された。陸軍本部は、来年から全師団に同プログラムを拡大・施行することを視野に入れている。

機動隊隊長のチョ・クジュン中佐(44)は、「兵士たちがナイスボディーに変わっていくのもいいが、何よりも『やればできる』という自信に満ち溢れるようになるのを見るとやりがいを感じる。おまけに、軍に対する国民の信頼と戦闘力もアップしている」と述べた。



straw825@donga.com