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「身土不二」とは縁遠い韓国人の食卓

Posted March. 22, 2006 03:13,   

朴成俊(パク・ソンジュン)氏(33・会社員)は、朝食に純国産の豆もやしスープを食べた。ところが、豆もやしの材料である豆は輸入品だった可能性が大きい。豆の国内自給率は7.1%に過ぎないからだ。半分以上(56.3%)は米国産だ。

朴氏が昼に食べたサンマの自給率は45.5%、夕食に焼酎とともに食べた牛肉は44.2%のみ国内産だ。サンマは台湾(82%)、牛肉は豪州(70.9%)から輸入される。

主食のコメは94.3%(加工用含む)が国内産だ。しかし、コメも今年からは自給率が低下する。来月から米国、中国などから炊飯米と加工米が輸入されるためだ。

朴氏は「国産食品の割合がこのように低いとは知らなかった」と話した。

世界化のうねりから身土不二(シントプルイ・人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。故に、人の命と健康はその土と共にあるという意)はもう昔の言葉になりつつある。今は、韓国人の食卓には世界各国で生産された食べ物が並ぶ。

●自給率、量は60%、カロリーでは47%

農村経済研究院(農経研)が最近発表した「2004年食品受給表」を見ると、もっとも多く消費される210食品の平均自給率(国内生産量/国内消費量)は、量ベースで60.0%。

一日3食の食事のうち、一食をやや上回る量が外国産である割合だ。

カロリーベースに換算すると、自給率は46.7%で半分を割る。1970年の79.5%に比べると、30ポイント以上低下している。

野菜、海藻類、果物など、カロリーの低い食べ物の自給率は80〜100%であるのに対し、カロリーの高い穀物の自給率は27.6%と低いからだ。

●低下する一方の食料自給率

小麦の国内消費量(04年)は316万tとなった。パンと麺類の消費が増え、コメの消費量472万tの67%に達している。ところが、小麦の自給率はわずか0.4%。

トウモロコシ(0.8%)、ごま油(20.6%)、小豆(18.2%)も自給率がかなり低い。国内で消費するトウモロコシの68.2%は中国産だ。さらに、各種山菜の自給率も42.8%で半分にも及ばない。

食卓によく出る明太は4.9%、いしもちは29.2%のみ韓国の海でとれる。明太はロシアから、いしもちは中国から大部分輸入されている。

食料の自給率はこれからも引き続き低下するだろうというのが専門家らの見通しだ。

農経研の崔志弦(チェ・ジヒョン)研究委員は「政府が何の措置もとらなければ、食料自給率は10年以内にさらに10ポイント程度低下するだろう」と予想した。

10年後のカロリーベース食料自給率を計算すると、一日に食べる三食のうち二食は外国産の食べ物になるわけだ。



sublime@donga.com jaykim@donga.com