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「わたしたちのマラソンは幸福ウイルス」

「わたしたちのマラソンは幸福ウイルス」

Posted September. 23, 2005 07:33,   

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「私たちのマラソンが幸福ウイルスになって、社会全体に広がってほしいです。」

SK(株)職員1000人余りは、23日から1ヵ月間、ソウルから蔚山(ウルサン)工場まで500kmをリレーで走る。昨年、シン・ホンチョル(60)社長が提案して開かれた「国土縦断リレーレース」の2回目が、今年開かれるのだ。

シン社長は、「マラソン経営者」として有名だ。1998年、急にひざが痛み始めた彼は、ゴルフのラウンド中、歩くのも困難で、パターを逆に立てて杖にしなければならないほどだった。

この時、彼を救ったのがマラソンだった。

「関節炎に効くというあらゆる薬を飲んでみても効果がなかったのに、周りの勧めでマラソンを始めてからは、不思議と痛症が消えてしまいました。」

以後、シン社長は01年から、フルコースだけでも8回走るほどマラソンに熱中した。個人の最高記録は今年3月13日、ソウル国際マラソン(光化門〜蠶室主競技場)で記録した4時間3分42秒。

ところが、彼は1人だけのマラソンには満足できなかった。そこで、マラソンをしながら社会貢献をしたいと思い、「完走をかけて基金を集めてみよう」と決心した。

知人たちから一定金額を後援してもらい、自分の資金も加えた。今年、ソウル国際マラソンには職員たちが大挙同行し、会社からも「マッチングファンド」を出し、1億8000万ウォン余りの後援金を集めた。社内の30個余りのボランティア・サークルはこの後援金を持って、それぞれの後援団体を探した。

国土縦断リレーレースも申社長のアイディアが発端だ。

彼は、「職員が団結して社会貢献をするには、競走が最高」と言い、「今年は集めた寄付金を独島(ドクト・日本名竹島)守備隊にも支援し、SK職員の国を愛する心を伝える」と話した。

シン社長と職員たちは、ソウル盤浦(バンポ)大橋南側を出発し、大田(テジョン)SK技術院を経て、蔚山工場まで500kmの大長征に入る。



jaeyuna@donga.com