ソウル所在の外国語高校(6校)や科学高校(2校)など、特殊目的高校8校の2005学年度入学生のうち、北部学区(蘆原区・道峰区)と江西学区(江西区・陽川区)出身が最も多かった。
特殊目的高校のうち江南学区(江南区・瑞草区)出身が最も多い学校は大元(テウォン)外国語高校とソウル科学高校だった。
これは国会教育委所属の金英淑(キム・ヨンスク)ハンナラ党議員が、ソウルにある大元、大一(テイル)、ハンヨン、ソウル、梨花(イファ)、明徳(ミョンドク)外国語高校、それにソウル、漢城(ハンソン)科学高校の今年の入学者2468人の出身中学校を分析した結果だ。
▲蘆原区・陽川区、外国語で最多合格〓今年ソウルの特殊目的高校8校入学者は、北部学区の中学校出身が370人(14.99%)で最多だった。引き続き江西学区が277人(11.22%)、江南学区が252人(10.21%)などの順だった。
特殊目的高校への進学率も北部学区が2.62%で最も高く、江南学区(2.05%)と江西学区(1.95%)がそれに続いた。
特殊目的高校入学生を最も多く輩出した中学校は陽川(ヤンチョン)区の月村(ウォルチョン)中学校で、卒業生673人のうち39人(5.8%)が入学した。同区内のシンモク中学校、モクイル中学校、シンソ中学校(各27人)、モクトン中学校(25人)、中浪区ウォンモク中学校(24人)、蘆原区のサンゲ中学校(24人)とハゲ中学校(21人)なども特殊目的高校進学者が多かった。
特別目的高校進学率が最も高い学校は、163人の卒業生のうち10人(6.13%)が特殊目的高校に進学した鍾路(チョンノ)区の祥明(サンミョン)付属女子中学校だった。
▲近所の外国語が人気〓外国語高校の場合、通学などの問題で出身中学校から近い学校に進学する現象が著しかった。
江東(カンドン)区のハンヨン外国語高校には江東学区(松坡江東区)中学校出身が新入生の35.1%で最も多かった。城北(ソンブク)区の大一外国語高校にも北部学区内の中学校出身が27.5%、江西(カンソ)区の明徳外国語高校も、江西地域出身学生が39.43%にのぼった。
ただし、広津(クァンジン)区の大一(テイル)外国語高校は江南学区出身が27.44%、江東学区出身が12.3%で、この地域学区内にある城東(ソンドン)学区(広津城東区)の4.9%を大きく上回っていた。
今年、ソウル市内の6つの外国語高校の定員2157人の25%に当たる539人が、京畿道(キョンギド)と仁川(インチョン)地域の中学校出身だった。
▲ソウル科学高は江南最多〓ソウル科学高と漢城科学高の場合、北部学区と江東学区(松坡区・江東区)出身がそれぞれ14.52%で最も多かった。江南学区14.19%、江西学区13.23%の順で、東部学区(東大門中浪区)が4.8%で最も少なかった。
ソウル科学高は定員156人のうち江南学区出身が34人(21.79%)で、漢城科学高校は155人のうち江東学区出身が24人(15.48%)で最も多かった。
金英淑議員は、「特殊目的高校に江南地区の生徒が多いとばかり予断して無条件に批判するのは間違っている」とし、「特殊目的高校は、高校平準化制度を補い、生徒たちの学校選択権を拡大するという肯定的な役割を果たしており、順次拡大することで学校教育の多様化を図る必要がある」と述べた。
sungchul@donga.com