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ケ・スンヒ、世界柔道選手権3連覇

Posted September. 12, 2005 07:02,   

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11日、エジプト・カイロスタジアムで開かれた05世界柔道選手権大会の女子57kg級決勝戦。

北朝鮮の「柔道英雄」ケ・スンヒ(26)が試合開始後20秒で、稲妻のようにボニッシュ(ドイツ)を攻撃し始めた。瞬間、空中に浮かんだボニッシュは、マットに倒れた。

一本勝ちで世界選手権3連覇を果たした瞬間だった。ケ・スンヒは顔を両手で覆いながら涙を流した。

北朝鮮の役員たちと選手たちも感激の涙を流し始めた。本部席の横の50余りの北朝鮮応援団席では、「ケ・スンヒ!すごい!」という歓声があがった。

朴ハクヨン北朝鮮柔術協会書記長、韓国のムン・ウォンベ東アジア柔道連盟事務総長、チョ・ヨンチョルアジア柔道連盟事務総長などが走ってきて、ケ・スンヒを「立派だ」と繰り返し褒めた。ケ・スンヒは、「ありがとうございます」と言いながら涙を流した。

ケ・スンヒは同日の優勝で、01年ミュンヘン大会、03年大阪大会に続いて世界選手権3連覇を果たし、柔道英雄であることを立証した。世界選手権3連覇は南北の女子選手では初めて。

ボニッシュは04アテネ五輪の時、ケ・スンヒを抑えて金メダルを取った宿敵。ケ・スンヒは、「06アジア大会南北単一チーム推進」に対し、「韓民族が一つになって一緒に民族のメダルがたくさん取ればよいと思う」と話した。



jaeyuna@donga.com