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金品ロビー疑惑で検事に捜査のメス

Posted August. 26, 2005 03:06,   

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検察や警察、MBC(文化放送)に対する金品ロビー疑惑を受けているホン某容疑者(62)を取り調べているソウル警察庁広域捜査隊は25日、ホン容疑者から請託を受けた前職・現職検事や検察職員たちが、事件のもみ消しなどの請託を聞き入れた内容が書かれたホン容疑者の日記を確保した。

警察は特に、日記に書かれた事件や担当検事、処理の結果、日付などが正確に一致している点を重視して、日記に登場した人物が実際に請託を受けて、事件をホン容疑者に有利に処理したかどうかを取り調べることにした。

警察関係者は同日、「ホン容疑者の日記には、2002年初めから昨年末まで、自分が告訴されたり被疑者となった事件や、知人が関係した事件の8、9件が記録されている」と話した。

同関係者は、「ホン容疑者は、ソウル高等検察庁のK部長、元検察庁部長のK弁護士、ソウル中央地検職員のB氏などに請託したと日記に書いている」と話した。

日記によると、2002年10月に恐喝容疑で訴えられたホン容疑者は、K検事らを通じて事件のもみ消しを請託し、無嫌疑で処理されたという。また昨年には、不動産の実権利者名義の登記に関する法律違反で告訴されたホン容疑者が、K検事に頼んだ結果、異例にも2度も事件が他の検察庁に移牒(ある役所から管轄の異なる他の役所へ文書で通知すること)されたことが記録されていると、警察関係者は伝えた。

ホン容疑者はまた、検察が請託を受け入れた場合にのみ、現金などを渡したと日記に書いている。

警察関係者は、「ホン容疑者は日記に、『○月○日、事件が請託どおり処理され、○百万ウォンを渡した』というふうに記録した」とし、「これまで取り調べた警察官や公務員たちも、捜査を始めてすぐ、日記の内容を認めた」と話した。このため、検察関連の記録も信憑性が高いと見ている。

これに対して、ホン容疑者の事件を処理したある検事は、「ホン容疑者はもとより、請託をしたというK検事と電話で話したことは一度もない」と述べた。

警察は、ホン容疑者から請託された疑いを受けている現職の部長検事2人に対して、検察の指示を待つ一方、元部長検事の弁護士や検察職員に対しては、出席要求書を送ることに決めた。



egija@donga.com needjung@donga.com