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「6・15記念日」名称で難航…併記へ

Posted June. 16, 2005 03:05,   

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北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で開かれている6・15統一大祝典に参加している南北及び海外民間代表団は、15日に4・25文化会館で南北の政府代表団が参加した中、「民族統一宣言」を発表した。

5項目の共同宣言文は、△6・15南北共同宣言の精神による南北の共存共栄、△6・15南北共同宣言発表記念日(「我が民族の日」)の制定、△共同宣言履行のための同族間の共助の実現、△核戦争の脅威の除去、△6・15共同委員会を統一愛国運動機構に強化する、などの内容を盛り込んだ。

南北はこのうち、核戦争の危険除去と記念日の名称に関する意見の食い違いで、交渉が難航したという。

統一大祝典の韓国側準備委員会のある関係者は、「韓国側は、韓半島の非核化原則を強調し、北朝鮮側は、その前提条件として在韓米軍の撤収と国家保安法の撤廃に固執した」とし、「核戦争の危険を取り除くという文句はその折衷点だ」と話した。また、記念日の名称では、「我が民族の日」を主張する北朝鮮側と、この名称がともすれば米国を排除しようとする政治的意図に解釈される素地が高いという韓国側の立場が対立し、結局2つの行事の名称を併記する線で合意が成立したという。

一方、韓国側当局の代表団長である鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は、同日午後、人民文化宮殿で開かれた「6・15南北当局共同行事」の記念の辞で、ソウルの8・15光復(クァンボク)60周年の行事に、北朝鮮側の民間と政府代表の訪問を公式に要請した(本紙14日付)。

鄭長官はまた、「危機と機会の岐路に立っている韓半島は、この現実を賢明に乗り越えるために6・15南北共同宣言を中断なく実践していかなければならない」とし、△韓半島の冷戦終結に向けた障害の除去、△平和を強固にするための努力の傾注、△南北間の経済協力の持続的拡大、△離散家族問題の早期解決を4大課題として提示した。

北朝鮮側政府代表団長である金基南(キム・ギナム)労働党秘書は、記念演説で、「民族統一大祝典に北と南の政府が共に参加したことは前例がないことであり、『我が民族』の本来の姿を見せるすばらしい示威だ」とし、「(南北政府が)同胞の力強い統一の歩みの先頭に立って、その牽引になろう」と述べた。



taewon_ha@donga.com lovesong@donga.com