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U−20代表、ナイジェリア戦に必勝の覚悟で臨む

U−20代表、ナイジェリア戦に必勝の覚悟で臨む

Posted June. 15, 2005 06:09,   

한국어

サッカーのワールドユース選手権大会に参加している韓国のユース代表(U−20)は13日、欧州の伏兵スイスに1—2で逆転負けを喫し、ナイジェリアに勝たなければベスト16入りが危うくなる。韓国は残りの2試合を1勝1引き分けに持っていった場合のみ、確実にベスト16入りできる。最後の相手が前回の優勝国ブラジルである点を勘案すると、ナイジェリア戦には必ず勝たなければならない。

朴成華(パク・ソンファ)監督は、朴主永(パク・ジュヨン)を「3—4—1—2」フォーメーションの攻撃的ミッドフィルダーでありストライカーでもある「1」に投入する。このポジションは攻守を調律しながらチャンスが来た時は、いつでもシュートを試みてゴールが決められるところ。朴主永の感覚的なパスやドリブル、気の利いたプレーに期待するという計算だ。

朴監督は、「ナイジェリアの守備手は体格が大きいため、相対的に鈍くて遅い。だから、力や制空権の争いよりは、最大限の後ろのスペースを活用するプレーをする。だから、朴主永の役割が重要だ」と述べた。ゴールに向かう「ツー・トップ」の金スンヨン(FCソウル)と辛泳録(シン・ヨンロク、水原)にボールを回し、チャンスが来た時は空いたスペースに入り相手の守備ラインを崩すという計画。朴監督は、「守備よりは攻撃に焦点をあわせて必ず勝利する」と話した。

「スリー・バッグ」守備ラインの右側を受け持つ金珍圭(キム・ジンギュ)は、後ろから朴主永を支える。がっちりした体格にスピードと闘志のある金珍圭は守備のかなめ。ボディーコントロールの速いナイジェリアのソロモン・オコロンクォとアイジャクの背後からの浸透を遮断するのが任務だ。金珍圭はオーバーラッピングに次ぐ中距離シュートに長けている上、フリーキックやコーナーキックの時は積極的に攻撃に加わってゴールを決めているため、期待を集めている。

朴監督はMF陣には右ウィングバックのアン・テウン(朝鮮大学)が負傷から回復したため、呉章銀(オ・ジャンウン、大邱)を中央に復帰させて、白智勲(ペク・ジフン、ソウル)と組ませ、左ウィングバンクには相変わらずペク・スンミン(延世大学)を投入する計画だ。守備ラインは金珍圭と共に李康珍(イ・ガンジン、東京ヴェルディ)と李ヨハン(仁川)が守る。



yjongk@donga.com