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李光宰議員の事務室と自宅を家宅捜索

Posted May. 09, 2005 23:14,   

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鉄道庁(現・韓国鉄道公社)のロシア油田開発投資疑惑事件を捜査しているソウル中央地検特捜3部(洪満杓部長)は9日、与党ヨルリン・ウリ党の李光宰(イ・グァンジェ)議員の国会議員会館事務室とソウル鍾路区舊基洞(チョンログ・クギドン)の自宅などを家宅捜索した。

検察は同日、金元基(キム・ウォンギ)国会議長の同意を得て、李議員の国会事務室を家宅捜索し、関連書類とメモ紙、通帳、コンピューターファイルなどを確保した。また自宅でも個人の銀行通帳などを押収して口座追跡に乗り出した。

検察が現役議員の国会事務室を家宅捜索したのは、異例なことだ。

検察は、李議員を含めて李議員の選挙参謀と補佐官など、合わせて6人の住居地と事務室など10ヵ所に対して家宅捜索を実施した。

検察は、口座追跡を通じて油田事業を主導した不動産開発業者の全大月(チョン・デウォル)容疑者(拘束収監)など、今度の事件関連者たちのカネが李議員に渡ったかを調べている。

全氏は去年4月、国会議員総選挙を前後に李議員の選挙参謀であるチ氏(50、当時ウリ党の平昌選挙事務所連絡所長)に8000万ウォンを渡したと検察で供述した模様だ。

検察は全氏が渡した8000万ウォンのうち、5000万ウォンはチ氏の個人口座に振り込まれており、残りの3000万ウォンは現金で渡した事実を確認したという。検察は、チ氏がこのうちの一部を李議員の選挙運動で使用したかを調べている。

しかし、李議員は東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「全氏とチ氏が故郷の先輩・後輩の関係で、お互いに個人的な金銭の取引があったものと聞いている」とし、「チ氏が全氏からお金を受け取ったかは分からないが、私とは直接関連がない」と話した。

一方、検察は、王煐龍(ワン・ヨンヨン)鉄道庁事業開発本部長が去年8月31に大統領府を訪問して、産業政策秘書官室の金某(46)行政官に、油田事業などに対して報告した事実を確認して金行政官を同日召喚し、経緯について事情聴取している。



woogija@donga.com