「梁副市長が先に６０億要求」と検察 梁氏は否定

清溪川（チョンゲチョン）復元事業と関連し、不動産開発業者から請託の見返りとして億ウォン台の賄賂を受け取った疑いで、梁鈗在（ヤン・ユンジェ・５６）ソウル市行政第２副市長の拘束令状を検察が請求した。検察によると、同副市長が業者に、先に６０億ウォンを要求したと言う。

ソウル中央地検・特捜１部（柳在晩部長）は８日、ソウル中央地裁刑事和解２４部の魏寅奎（ウィ・インギュ）判事の審理で開かれた梁容疑者に対する令状実質審査でこのように主張した。しかし、梁容疑者は検察の主張を全面否定した。

検察は梁容疑者に「昨年２月ころ不動産開発業者のキル代表に『再開発で莫大な利益を得るのだから、６０億ウォン程度はもらわなければ』という言葉を口にしたことがあるか」と追求した。

これに対し、梁容疑者は「清溪川開発のアイディアは６０億ウォンの価値を秘めていると別の人に言ったのが、誤って伝わったものだ」と反論した。

検察は７日、梁容疑者に対して拘束令状を請求した。

検察は梁容疑者以外にも多数のソウル市公務員が今回の事件に直接・間接的に関係しているものとみて、清溪川復元事業の全般に捜査を拡大する方針だ。

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