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金大中氏に隠された娘? SBS報道番組、きょう放送

金大中氏に隠された娘? SBS報道番組、きょう放送

Posted April. 18, 2005 23:23,   

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金大中(キム・デジュン、DJ)前大統領に隠された娘があり、2000年末に起きたいわゆる「陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲート」のとき、国家情報院(国情院)の幹部たちが陳氏から賄賂で受け取ったカネを、この娘に口止め用で渡したという疑惑が提起され、波紋が予想される。

SBSの報道番組「ニュース追跡」制作チームが取材したもので、内容は19日午後8時55分から「私はDJの娘です—陳承鉉ゲートと国情院特殊事業の実態」で放送される。

「ニュース追跡」によると、金前大統領には婚外の娘の金某氏(35)があり、金銀星(キム・ウンソン)前国情院第2次長と丁聖弘(チョン・ソンホン)前経済課長が陳氏から受け取った3億5000万ウォンをこの女性に渡したという。

検察は2001年、陳承鉉ゲートの再捜査当時、金前次長などが受け取った3億5000万ウォンのうちの2億ウォンは「国情院の特殊事業」に使ったという理由で起訴対象に入れなかった。

「ニュース追跡」制作チームは、ゲート関連者から「国情院の特殊事業とは陳氏からカネを受け取って金前大統領の隠された娘問題を解決したもの」という証言を確保しており、隠された娘だと主張する金氏を直接インタビューした。

金氏はインタビューで「金前大統領を直接尋ねたりもした」とし、「国情院から受け取ったカネでマンションを買った」と話したという。金氏は母親がカネを受け取った直後の2000年6月に自殺したと主張した。

「ニュース追跡」は、「陳承鉉ゲート当時、金前次長が、虚偽で検察幹部らが陳氏からカネを受け取ったという『陳承鉉リスト』を作成したのも、娘の問題が明るみに出るのを恐れて、検察捜査を阻止するためだった」とし、「陳氏周辺の人物と国情院高官らを通じて娘だと主張する金氏の話が相当部分事実であることを確認した」ことを明らかにした。

制作チームは、金大中氏側で金氏に引き続き生活費を渡したという内容も放送する予定だ。制作チームはその証拠で、金大中氏と近い在米韓国人武器取引業者の鉠豊彦(チョ・プンオン)氏の夫人の通帳から送金された明細書などを公開する。

一方、これに対して、金大中氏の側近は18日、「『ニュース追跡』チームの取材内容を確認している」とし「まだ何とも言えない」と話した。



suhchoi@donga.com