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洪錫鍱駐米大使、2回も偽装転入して農地買入れ

洪錫鍱駐米大使、2回も偽装転入して農地買入れ

Posted April. 15, 2005 23:16,   

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洪錫鍱(ホン・ソクヒョン)駐米韓国大使が偽装転入して買入れたと自ら認めた土地は、京畿道利川市栗面(キョンギド・イチョンシ・ユルミョン)ウォルポ里711一帯の農地と、京畿道南楊州市鳥安面鳥安里(ナムヤンジュシ・チョアンミョン・チョアンリ)の故・鄭周永(チョン・ジュヨン)現代(ヒョンデ)グループ名誉会長の別荘といっしょに買い入れた農地の2カ所だ。

洪大使は14日(現地時間)、米ワシントン駐在特派員たちに、これら農地の購入経緯を説明した。

▲利川市栗面ウォルポ里農地〓1979年から1984年まで、洪大使の父親が妻と息子と嫁の名義で買い入れた土地4万5000坪のうち、偽装転入を通じて買い入れた農地は約2万坪。

1979年から1981年まで、洪大使と母親の金某氏(82)などの名義で購入したウォルポ里711、712などの農地は全部で20筆で、1万6000坪あまりに達する。

全部田畑で、当時、この土地を購入するためには、現地に居住しなければならなかった。洪大使は1979年の土地買い入れ当時、ウォルポ里853に住所が偽装転入されていた。

また、洪大使が帰国した後の1984年3月、洪大使の妻のシン謀氏(52)名義で購入したウォルポ里713−3など農地4筆は3500坪あまり。シン氏もウォルポ里964に住所を移した後に買い入れたことが確認された。

現在、これら農地の公示地価は1坪当たり1万8000ウォンから2万ウォン線。現地の不動産業者は、「昨年は4万ウォン線で取り引きされたが、現在、呼び値は6万〜7万ウォン線で公示地価の3倍以上」だと言う。

洪大使は、「1万6000坪あまりは、私が米国に居住する時だったので買い入れた事実さえ知らなかった。妻の名義になっている3500坪あまりも、当時は偽装転入事実を知らなかった」と主長した。洪大使はウォルポ里の土地は偽装転入問題のある農地を除いた林野だけを長男(25)に相続したと言ったが、長男も約6200坪の田畑を持っていることが明らかになった。

▲南楊州市鳥安面鳥安里農地下〓洪大使が買い入れた故・鄭周永会長の別荘は、鳥安里一帯3万坪で、当時、土地取り引き許可区域として規制を受けた所だ。

洪大使は02年4月に別荘を買い入れた時、敷地の中にあった2000坪あまりの農地は、母親の金氏の住所を別荘に移した後、金氏の名義で買った。

洪大使は、「当時、故・鄭夢憲(チョン・モンホン)現代峨山(アサン)取締役会会長に、『別荘に付いた農地200坪は買い入れることができないから、そのまま持っていてはどうか』と言ったが、相手の都合が悪く、母親の住所を01年12月、別荘に移した後に農地を買い入れた」と主張した。

当時適用された国土利用管理法施行令第26条は、農地を買い入れようとする人は当該市郡に居住しなければならないと規定されていたため、母親を転入させて買い入れたという。

別荘内の林野は「隣接市郡居住者も可能」となっていたので、洪大使名義で別荘内林野を購入したのは法的に問題がない。