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光復60周年記念事業、出だしからギクシャク

光復60周年記念事業、出だしからギクシャク

Posted February. 13, 2005 22:36,   

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政府が意慾的に推進している光復(クァンボク=日本植民地支配からの国権回復)60周年記念事業が、出だしからつまずいている。

政府は、光復60周年を迎え、全国民的な記念行事を総括する「光復60周年記念事業推進委員会」を首相室所属で2日発足させた。

しかし、共同委員長に女子大総長出身者を内定したが、市民団体の反対にあって変更せざるをえなかったのに続き、12日には国務調整室傘下光復60周年推進企画団の企画専門委員に内定した演出家金サンス氏が、「光復60周年記念事業は非専門家らによって牛耳られている」とし、正面から批判した。

特に金氏の批判は14日、ソウル龍山区(ヨンサング)の孝昌(ヒョチャン)公園にある白凡(ペクボム)記念館で開かれる予定である初の全体会議を控えて出たため、推進委側を大きく当惑させている。

金氏は自分のホームページに「誰が盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権を孤立と危機に追いやるのか」と題した文章を掲載し、他の企画専門委員3人の経歴を取り上げながら「何か専門的な仕事をする人々だと言うよりは『似たもの同士の慣れた文化』に浸っている、まるで政治派閥の均衡人事のような印象が濃い」と批判した。

3人の専門委員は文化観光部長官補佐官、地方の企画会社代表、ある民間芸術団体の事務総長出身。彼らが専門委員になったのは首相室の秘書官が深く関与したと言うのが金氏の主張だ。

金氏はさらに、「企画団と関連のない実勢の秘書官が裏で力を振り回している」とし、「企画専門委員3人と問題の秘書官が一緒になって某派遣部署の書記官を推進企画団から追い出すという暴力的で侮辱的な人事圧力を行使した。企画団運営において大統領の訓令を守ることを注文したというのが理由だった」と暴露した。

これと共に、記念事業のメインスローガンを企画団ではない首相室秘書官と広告会社のコピーライターが作って首相に報告することもあったという。

これに対してホン・ユンシク推進企画団長は、「首相秘書室が事業の基調や方向、委員人選過程や基盤を整えるのに参加することは当然だ。ほしいままにしたというのは話にならない」と反論した。

光復60周年記念事業は運営経費だけで20億ウォンが策定されるほど、政府が力を入れている大型事業だ。



鄭用𨛗 yongari@donga.com