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ウリ党候補自宅に盗聴装置か 昨年総選挙で民主党候補側

ウリ党候補自宅に盗聴装置か 昨年総選挙で民主党候補側

Posted February. 06, 2005 22:46,   

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昨年の総選挙当時、野党民主党の候補だった李正一(イ・ジョンイル、58、現民主党事務総長)議員の選挙運動員らが、対立候補の選挙対策本部長自宅に 盗聴装置を違法に設けていたことが分かった。

大邱(テグ)地検・特別捜査部(禹柄宇部長)は6日、17代総選挙当時、全羅南道(チョルラナムド)の海南・珍島(ヘナム・ジンド)選挙区で、与党ヨルリン・ウリ党候補側近の自宅に盗聴装置を設置した疑い(通信秘密保護法の違反)で、李候補の運転手だった金容疑者(48)を逮捕した。

検察はまた、同地域の民主党選挙対策本部長だった海南郡議会議員の金容疑者(63)と資金担当のムン容疑者(43)の逮捕状を請求した。検察は、李議員が盗聴にかかわっていたかどうかと、盗聴依頼費用の出処などを集中的に取り調べている。

金容疑者らは昨年4月4日、ソウルの便利屋に依頼し、ウリ党の閔炳楚(ミン・ビョンチョ、64、国民資産信託代表)候補の選挙対策本部長だった海南郡議会議員・ホン氏(69)宅に盗聴装置を設置、4日間にわたって通話内容を録音した容疑がもたれている。検察は、ホン氏自宅の居間にある椅子のクッションの下に設けられた盗聴器を捜し出した。李議員は当時、苦戦のすえに閔候補を抜いて当選した。

大邱地検は先月発生した乳児拉致および実母殺害事件が便利屋の請け負いであったのを契機に、全国の便利屋の不法行為に対する一斉捜査を繰り広げる過程で、同事実を確認した。一方、ウリ党・全南(全羅南道)道党支部は同日声明を発表し、李議員の辞任と民主党の謝罪を求めた。



李權孝 boriam@donga.com goqud@donga.com