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現代重工業の労組委員長が船主会社にお礼の手紙出す

現代重工業の労組委員長が船主会社にお礼の手紙出す

Posted January. 28, 2005 22:40,   

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現代(ヒョンデ)重工業労組の卓学秀(タク・ハクス、46)委員長が自社に船舶を発注した外国の船主会社に感謝の手紙を出して話題になっている。

卓委員長は30日引き渡す予定で現在仕上げの工事が進められている海上油田開発用の浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)の船主会社の米国エクソン・モービル社のチャールス・フィルズ副社長宛に28日出した手紙で、「素敵な船を作る機会を与えてもらって、労組を代表して感謝する」と明らかにした。

卓委員長はまた、「2年余にわたったFPSOの製作過程で660万時間無災害記録の達成と共に、工事を見事に遂行できたのはエクソン・モービル側が安全作業プログラムをうまく遂行できるように積極的な関心を見せてくれたおかげだ」とし、感謝の気持ちを伝えた。

エクソン・モービル側はFPSO建造事業の際、前日飲み過ぎで二日酔いの人の作業場への出入りを制限するなど、独自の安全規則を設けた後、これを徹底的に適用してほしいと現代重工業側に要求した。

卓委員長はさらに、「エクソン・モービルが今後どのような工事を任せても、労組が責任を持って最高の品質で納期を遵守することを約束する」と書いた。

FPSOは現代重工業が02年12月、8億ドルで受注しており、長さ285メートル、幅63メートル、高さ32メートル大で、1日25万バレルの石油を生産・精製することができる。

1990代、強硬労働運動の中心だった現代重工業の労組は、民主労総傘下の金属産業連盟が「反労働者的な形態を見せた」として昨年9月除名処理すると、「合理的な労働運動を展開する」として、再審を請求しなかったため、結局民主労総を脱退することになった。



鄭在洛 raks@donga.com