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教育副首相に金振杓氏

Posted January. 27, 2005 22:45,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は27日、空席の副首相兼教育人的資源部長官にヨルリン・ウリ党の金振杓(キム・ジンピョ)議員を内定した。

また、金炳日(キム・ビョンイル)企画予算処長官の辞表を受理し、後任に卞良均(ビョン・ヤンギュン)次官を内定した。訴請審査委員長(次官級)には、李星烈(イ・ソンヨル)中央人事委員会常任委員兼事務次長が抜擢された。

教育副首相に経済官僚出身の金議員を起用したのに対して、教育界と市民団体が経験不足を理由に強く反発しており論議が広がる見通しだ。教育副首相のポストは、前任の李基俊(イ・ギジュン)教育副首相の人事問題から20日間空席が続いていた。

大統領府は同日午後、金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長を中心に人事推薦会議を開き、金議員をはじめ3人を教育副首相候補として盧大統領に推薦した。李海瓚(イ・ヘチャン)首相は釜山(プサン)訪問の日程のため会議に出席しなかったが、同日午前に書面で金議員を教育副首相に提請し、盧大統領は人事推薦会議の後、金議員の起用を決めた。

金完基(キム・ワンギ)大統領人事首席秘書官は、「金議員は、政官界の主要職位を広く歴任した経済の専門家で、経済社会全般に対する眼目の卓越した人材」とし、「国家の競争力を一段階高めるためには教育の需要者である市場の立場から、教育改革の必要性を力説してきた人物だ」と述べ、人選の背景を説明した。

しかし、韓国教員団体総連合会は、「教育の非専門家を教育副首相に起用したのは教育の公共性を無視し、教育政策までも経済論理で接近しようとするものだ」とし、「長考の末に悪手を指すもので、非常に失望する人事だ」と批判した。

ハンナラ党の田麗玉(チョン・ヨオク)スポークスマンも、「経済オールインをすると言うが、このような教育副首相の任命が果たして現政権の経済オールインなのか、非常に遺憾だ」と述べ、「全国民に苦痛を与え失敗した経済副首相出身の人事が、果たして成功した教育副首相となりうるだろうか」と論評した。



金正勳 李承憲 jnghn@donga.com ddr@donga.com