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雪原のデュエット

Posted January. 07, 2005 23:07,   

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夜の間、降り積もった雪にスノーボード・エッジが滑る鋭い金属音が爽やかに聞こえた。

熾烈なレースで勝った選手たちは両手を挙げながら歓呼し、敗れた選手たちはがっかりしていた。しかし、試合が終わった後は、お互い手を握り抱き締めながら励まし合った。新世代たちにはスポーツマンシップも特別だった。

KTF杯第1回全国スノーボード選手権大会(東亜日報主催、ソウル市スキー協会主管、KTF協賛)の2日目の競技が行なわれた7日、竜坪(ヨンピョン)スキー場のメガグリーン・スロープ。初日の大回転(ジャイアント・スラローム)と違って、同日の競技では、2人の選手が同時に滑降するPGS(パラレル・ジャイアント・スラローム)が行なわれ、迫力を加えた。

1対1トーナメントであるPGSは、1次試技を通じて差が出た記録だけ2次試技では相手にペナルティーを付与する方式。1次試技ではAが29秒、Bが30秒でパスしたなら、2次試技ではBの旗門を1秒遅く開いてBにペナルティーを与える。1次試技で記録の差が1.5秒以上なら、2次試技では最大1.5秒までに遅延して出発させる。このような方式で2次レースで先にフィニッシュラインをパスした選手が勝つことになる。

この日開かれた男子部ベスト32戦では、国家代表のユン・ドンヒョク、チ・ミョンゴンなどが無難にベスト16入りし、女子部競技ではチョ・テジョンをはじめ、国家代表のシン・ダヘと金ジウン、チェ・ユンヨンがベスト4に進出した。最終日である8日には、男女優勝者が決められる。



金相洙 ssoo@donga.com