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国防部、集団辞意表明の軍検察官3人を解任

国防部、集団辞意表明の軍検察官3人を解任

Posted December. 20, 2004 22:43,   

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国防部は20日、尹光雄(ユン・グァンウン)長官が陸軍将軍の進級不正疑惑事件と関連して請求した逮捕状の承認を拒否したという理由で、集団辞意を表明した軍検察官3人を補職解任した。

国防部は同日、チェ少佐(高等検察部長代理)など軍検察官3人に対する補職解任審議委員会を開いて、これ以上3人が関連職務を遂行することは難しいとの結論を下し、懲戒手続きに着手した。

国防部のある関係者は「軍首脳部の指示にもかかわらず捜査内容を外部に漏らすなど捜査の基本原則を無視した既存捜査チームに、公正な捜査を期待するのは難しくなった」とし「早急に新しい捜査チームを構成して事件の真相を詳細に解明する方針だ」と話した。

これと共に国防部は、チェ少佐らが尹長官の補足捜査指示を「捜査妨害」と歪曲したことは深刻な軍規の逸脱行為とみて、早いうちに懲戒委員会を構成して厳しく問責するという方針を再確認した。

また、別の関係者は「3人の『集団行動』は、捜査に進展がない原因を国防長官になすりつけようとする不純な意図から始まったことであるだけに、軍綱紀を確立するレベルで重い懲戒は不可避だ」と話した。

国防部は、とくに世論を操作した捜査手法を警告した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の発言にも反発しながら集団行動をしただけに軍刑法上の抗命罪を適用して司法処理する案も検討したが、さらなる波紋を憂慮して一応留保することにしたという。

一方、チェ少佐など軍検察官らは国会法制司法委員会のヨルリン・ウリ党側幹事を務める崔載千(チェ・ジェチョン)議員に捜査状況を非公式報告したことが明らかになり、捜査の客観性と公正性をめぐって論争を呼んでいる。



尹相虎 ysh1005@donga.com