中国北京の韓国大使館領事部は25日、脱北者の相次ぐ駆け込みで臨時収容施設が過飽和状態になり、一般領事業務の一時的な中止を検討することにした。
領事部関係者は同日、「現在収容されている脱北者は適正収容人員の2倍を上回っている。このままでは旅券及びビザ発給などの一般民願業務の中止を考慮するしかない」と話した。
北京の大使館領事部は、脱北ラッシュの昨年10月にも収容人員が110人を超えるや、2回にわたって領事業務を暫定的に中止したことがある。
米上院が北朝鮮人権法を可決した先月28日以降、北京で韓国大使館領事部を通してソウル行きを試みた脱北者は112人。
これに先立ち、脱北者18人が25日午前6時頃、北京市朝陽区の韓国大使館領事部への駆け込みを図ったが、3人だけが成功し、15人は失敗した。
領事部への駆け込みに失敗した15人のうち、4人は外交団地の外塀を越える際に保安要員に連行され、11人は保安要員を振り切って領事部の塀を越えた後、太極旗(テグクキ)を持って韓国行きを要求したが、保安要員につかまったり、正門から建物の外に逃げた。
14人が領事部の前庭まで進入しても、3人を除く大半が連行されたのは、領事部の建物の外側にある庭が韓国領事部の管轄区域ではなく、中国管理の外交団地共同管理区域だからだ。
駆け込みに成功した人は、女性2人と子ども1人の3人であることが確認された。彼らは事件発生約30分後に脱北者駆け込みの知らせを聞いて駆けつけた領事部職員の案内で、領事部の建物内に入った。
政府は、領事部への駆け込みに成功した脱北者らの韓国行きを推進する一方、中国の保安要員に連行された脱北者に対しても、北朝鮮への送還を阻止するなどの外交的努力を行なうことにした。
外交通商部当局者は、「最近、大規模で頻繁になった脱北者の在中外交公館への駆け込みで、中国政府が敏感になっている」とし、「中国政府は連行した脱北者を長期間抑留する可能性が高い」と話した。
黃有成 yshwang@donga.com taewon_ha@donga.com






