ケネス・キノネス元米国務省北朝鮮担当官は19日、北朝鮮が今春から市場経済式の改革を中断して社会主義的な経済統制体制に復帰したと主張した。
キノネス氏は、4、5日平壌(ピョンヤン)で開かれた第2回世界朝鮮学会に参加した後、同日、連合ニュースとのインタビューでこのように語った。
キノネス氏は、「北朝鮮の労働党幹部たちが『経済改革が実益はないままインフレだけをもたらしたという批判が提起され、経済改革措置が中断された』と言った」と伝え、「北朝鮮の目標は資本主義へ移行するのではなく、社会主義的な国家統制を強化することにある」との見方を述べた。
キノネス氏は同じく労働党幹部の話として、「今春から改革が中断された。給料なしにアパートや食品など全てを無料でもらっていると言っていた」と話した。
北朝鮮は02年7・1経済改善措置として物価の現実化、国家配給の部分的中断などの改革に乗り出した。
キノネス氏は、「平壌の南側の外国人居住地域の近くにある統一市場に商品を展示するため、他のデパートと商店はがらんとしているという話を聞いた。(北朝鮮を理解するためには)見えることより見えないことの方が重要なのかも知れない」と述べた。
キノネス氏はさらに北朝鮮の食糧問題について、「輸送手段の問題でコメ生産の少ない咸境(ハムギョン)道の一部地域に食糧難があることはあるが、全般的に(住民たちの)健康状態が良く、食糧難はもうないようだ」とつけ加えた。
金昇鍊 srkim@donga.com





