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「国家綱紀の乱れだ」 盧大統領、検察総長発言に一喝

「国家綱紀の乱れだ」 盧大統領、検察総長発言に一喝

Posted June. 15, 2004 22:34,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は15日、宋光洙(ソン・グァンス)検察総長が、最高検察庁中央捜査部の廃止を巡る論議と関連して強く反発したことに対し、「組職の利害関係がからんだ政策に関する問題を、該当機関長が公開で過激な表現を使って言及することは、非常に不適切なことだ」と真っ向から批判した。

盧大統領は同日午後、大統領府で閣議を開き、「首相訓令に省庁間の意見の相違を管理する手続きが設けられているだけに、そのような意見は政府内で互いに確かめて論議すべき問題だ。国民に向かって直接発表するべきことではない」と述べた。

また盧大統領は、「強大な権力を持った機関がこのような行為をした場合、国民は非常に不安に思う」として、「これは、国家綱紀が乱れるのではないかと言う憂慮に値する行為だ」と強調した。

さらに盧大統領は、「検察総長の任期制は捜査権の独立のためにあるのであって、政府の政策に対して一方的に強い発言権を行使するために与えられているのではないという点を、肝に銘じてほしい」と述べ、「法務部長官は関係省庁の責任者として、検察を含む法務部全体の綱紀を正すように、格別に留意してほしい」と指示した。

盧大統領が、検察総長の任期問題と綱紀確立を取り上げたことと関連して、宋総長の自主的な辞任を要求したのではないかという解釈が出ているが、大統領府の関係者は、「警告の意味であって、辞任を要求したのでは決してない」と明らかにした。

盧大統領の発言が伝えられた直後、検察は衝撃に包まれた。

宋総長は、即時の対応を自制しつつ、最高検庁舍8階の執務室で業務を行った。最高検のある幹部は、「午後3時頃に総長と面談したが、総長はすでに盧大統領の発言の要旨を知っていた」とし「一切言及がなかった」と話した。

しかし、最高検幹部と職員らは、盧大統領が宋総長に対して「国家綱紀の乱れ」のような激しい表現を使ったという事実を聞いて、当惑感を隠せずにいる。

最高検のある幹部は、「盧大統領の発言内容を考えると、辞職届を出せという話よりも、もっと恐ろしかった」としながら、「また任期を満たせない総長が出るのか」とため息をついた。



金正勳 jnghn@donga.com jin0619@donga.com