「最新製品を先に使ってみて価格も値引きしてもらおう」
家電製品を購入する際、デパートや量販店に自ら足を運んで買うこともできるが、インターネットサイトで価格とモデルを見比べてから買うこともできる。
家電製品を廉価で購入するもう一つの方法としては「顧客体験団」活動に参加することだ。
LG電子は最近、空気清浄機「クレナ」を発売し、3000人の体験団を募集している。31日までに先着順で体験団を募る。新製品を前もって使ってみて、いくつかの体験記を綴って送れば、30%ほど安い価格で空気清浄機を手にすることができる。
LG電子は自社の中核技術で作ったフィルターが悪臭を取り除き、空気清浄機による2次汚染をも防止するメリットを顧客にちゃんと知ってもらうためには、顧客自身に直接体験してもらうのが一番と判断したため、このようなイベントを開催た。
LG電子は最近、プロジェクションテレビとハードディスクの録画機が組み合わさった映像機器を発表、受験生を持つ親を対象に体験団を募集した。やはり価格の30%を値引きして販売する。
三星(サムスン)電子は現在、カラーレーザープリンターの無料体験機会を提供している。カラーレーザープリンターの新製品(CLP−500)を一週間無料で使ってから、自分で使ってみた経験を簡単なアンケートにして提出すれば済む。製品を購買したいと思えば、既存のプリンターを補償交換するやり方で158万ウォンの製品を最高88万ウォンまで割引してもらえる。
三星電子は3月の一ヶ月間だけ行う予定だった同無料体験行事を、年末まで延ばすことも視野に入れている。
大宇(テウ)エレクトロニクスは、現在のところ体験行事は行っていないものの、無洗剤洗濯機のような新概念の製品が出るたびに顧客体験団を募って割引販売している。
電子製品業者が顧客体験団に要求する活動は「一ヶ月に一度程度の簡単な使用感想文を綴ってもらう」というのがすべてなので、負担は大きくない。
LG電子のオ・シェチョン次長は「新概念の新製品が発売されるたびに、顧客体験団を募集するつもりだ。製品に興味のある顧客なら、このような機会を利用するのが費用を切り詰める格好の方法だ」と述べた。
許振碩 jameshuh@donga.com






