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[社説]不吉な北朝鮮の核、沈黙する政府

Posted January. 27, 2004 23:34,   

北朝鮮核開発に関する不吉な情報が流れている。一昨日、英国の国際戦略問題研究所(IISS)が、プルトニウム核開発とは別途に進められてきた北朝鮮のウラン核開発に関する報告書を公開した。「北朝鮮は、早ければ1、2年内にウランによる核開発を完了でき、この技術で年間3個の核兵器生産能力を持つ」というのが骨子だ。事実なら、想像するのも恐ろしいことが現実化することを意味する。

事情がこうであるにもかかわらず、政府は一貫して沈黙しているのは納得できない。政府は、今月初めに訪朝した米国の民間代表団の議会聴聞会後に、特に見解を明らかにしなかった。昨日の安保閣僚会議でも、「北朝鮮核問題の平和的解決」という原則論を繰り返すだけで、具体的な対策を出さなかった。これは北朝鮮核関連情報が不十分なためか、さもなければ北朝鮮の核開発がどの段階であれ、政府はただ対話にしがみつくという意味か。

北朝鮮は「核の抑止力」を見せたと主張するが、当事者である韓国政府が口を閉ざしていては、国民の不安感は解消されない。このような状態では、北朝鮮核問題に注目する国際社会で、韓国が疎外される懸念もある。

チェイニー米副大統領は最近、「テロ撲滅と大量破壊兵器の拡散防止に向けた外交努力がうまくいかない場合、国際社会は武力を使用する体制を備えなければならない」と強調した。これが北朝鮮を念頭に置いた言葉なら、状況は今後より緊迫する恐れがある。政府が安易に傍観している時ではない。

政府は国民の前で、北朝鮮核開発の現況と対策に対する責任ある説明をしなければならない。北朝鮮に対して、核開発の内容を明らかにするように求めることも必要だ。政府が断固たる立場を見せた時、次回6者協議の展望も明らかになるだろう。