米ニューヨークタイムズ紙が7日付で報じたところによると、北朝鮮の豆満江(トゥマンガン)国境地帯から80kmほど離れたロシア極東スラビヤンカの周辺地域が、北朝鮮脱出者のための新しい定着地域として浮上しつつある。
ニューヨークタイムズは、セルゲイ・ダルキン沿海州州知事が5日、スラビヤンカに隣接したハッサン地区を訪ね「米国が、北朝鮮脱出者問題を解決するため、正しい方向へ進みつつあり、私はこれを支持している」とし、北朝鮮脱出者らを受け入れる意思を表明したと伝えた。ダルキン州知事はまた「財政的に支援する準備もできている」とし「およそ20万人にのぼる難民でも歓迎したい」と付け加えた。
最近、米上院は、北朝鮮脱出者の米国入りを支援するため、06年から4年間にわたって毎年1億4050万ドルずつ、総額5億6200万ドルの予算を支援する内容を盛り込んだ「03年北朝鮮自由法案」を上程したことがある。
ロシア沿海州政府がスラビヤンカ地域に北朝鮮脱出者のための定着村建設を進めているのは、極東開発政策の一環とみられる。ロシアのプーチン大統領は「ロシアの東方にもう少し多くの人々を移住させることは、戦略的に肝要だ」と話したことがある。ロシア連邦政府・極東地域のスポークスマンのピョートル・サモイレンコ氏は「北朝鮮が提供すべき唯一のものは、安価な労働力」との考えを示したりもした。
一方、ワシントンの国際難民機関(RI)のケネス・ベーコン議長は、ダルキン州知事の提案について「ロシアの提案は(米国の)負担を分担しようとする意志を示したもの」とした後「北朝鮮の人権問題を取り扱うブロックを設けることもできるだろう」とし、期待感を示した。
異鎭 leej@donga.com






