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韓銀、「家計貸し出しが深刻に急増」

Posted November. 13, 2003 23:17,   

韓国銀行が「家計貸し出しの拡大とこれによる不動産価格の急騰が金融危機をもたらす恐れがある」と警告した。

韓銀は13日に発表した「金融危機前後の韓国と北欧州3カ国の銀行経営の比較」という報告書で、「外国為替危機以来、家計貸し出しは毎年40%台の増加率を表わしており、景気沈滞でバブルがはじけた場合、家計貸し出しの大規模な不良化が懸念される」とした。

この報告書は、韓国の都市銀行の総資産で家計貸し出しが占める比重が97年末には11.8%だったが、2002年末には29.7%まで大幅に高まったと指摘した。

また外国為替危機以来、銀行が企業部門資金需要の鈍化を補うため、相対的にリスクの低い資産運用方案を模索する過程で住宅担保貸し出しが大幅に増加したと分析した。

続いて、80年代後半に好況をおびてから90年代初めに金融危機を経験した北欧州のスウェーデン、ノルウェー、フィンランドの3カ国の例を挙げながら、不動産と株価のバブルとこれによる家計貸し出しの増加が金融危機につながる可能性があると指摘した。

報告書は、「スウェーデンとノルウェーの銀行は金融危機以来、国際決済銀行(BIS)基準自己資本の中で、後順位債権など『補完資本』を除いた『基本資本比重』が70%前後に大幅改善された。韓国も銀行の基本資本比重が60%水準まで上昇したが、基本資産を拡充して資本構造をさらに堅実にしなければならない」と促した。

これと関連し、韓国金融研究院の金炳淵(キム・ビョンヨン)先任研究委員も、「不動産価格の上昇期などバブルが発生する時期に銀行が家計にお金を貸す場合、資金の用途と返済能力を充分に検証しなければ不良貸し出しになる可能性が高い」と指摘した。

一方、今月に入ってから、主な都市銀行の家計貸し出しは減少傾向に回ったが、銀行圏の住宅担保貸し出しはかえって増加傾向をみせている。

国民(ククミン)銀行は今月に入ってから12日まで、家計貸し出しの残額が114億ウォン減少した。また、ウリ銀行は11日現在、283億ウォンで、朝興(チョフン)銀行は612億ウォンが減少した。先月の初めには、これら銀行の家計貸し出しが大幅増加した。

しかし、銀行圏の住宅担保貸し出しは今月に入ってから10日まで、5400億ウォン増えたとされた。



朴重鍱 鞖克仁 sanjuck@donga.com bae2150@donga.com