野党ハンナラ党の崔秉烈(チェ・ビョンリョル)代表は3日、政界の一部から持ち上がっている議院内閣制への改憲論議について「(第17代総選挙の翌年の)2005年頃、次期大統領候補らが出揃い、それぞれの主張をするようになれば、現実的に議院内閣制は容易に進まないだろうし、06年頃に大統領任期を4年とし再選を認める内容の改憲くらいは可能ではないかと考えている」と述べた。
崔代表はこの日、放送記者クラブが主催した討論会の席でこのように述べ、地域主義中心の政治構図の改善に向けて「先ず、来年の第17代総選挙からはドイツ同様、選挙区と比例代表区で同時に立候補する案を進めることにし、とりわけ光州(クァンジュ)および全羅南北地域から出馬した者には、3席の比例代表当選権を地域別に振り分けるつもり」だと強調した。
さらに、崔代表は「北朝鮮を封鎖すべく、国際的な協力のもとで核を放棄させた後、金正日(キム・ジョンイル)体制が当分の間(北朝鮮を)維持できるような支援が必要」だと主張し、「今後、米国を訪問して朝野の関係者らに会い、韓米の協調および信頼回復に努めた後、必要であれば北朝鮮に出向いて、金正日総書記に会う心の準備もできている」と述べた。
鄭然旭 jyw11@donga.com






