銀行の預金平均金利が年間3%台に下落した中、銀行は最近一斉に定期預金金利の追加引き下げの動きを見せており、近々「マイナス金利時代」が到来する見通しだ。昨年12月の預金平均金利は3.97%だったが、16.5%の利息に対する税引きと3%の消費者物価上昇率を考慮すれば、実質的な金利は0.3%と事実上無利子に他ならない。
韓国銀行と銀行界の関係者は、国民銀行が29日から1年満期の定期預金金利を4.75%から4.6%に0.15%引き下げるなど、都内銀行が一斉に預金金利の引き下げに乗り出していると28日語った。
ハナ銀行は29日から1年満期の「ハナ、嬉しい日の定期預金」金利を5%から0.1%引き下げた4.9%に、農協は来月3日から1年満期の定期預金金利を4.3%から0.2%引き下げた4.1%にする計画だ。
また今月6日に1年満期の定期預金金利を0.1%引き下げた信韓(シンハン)銀行も引き続き引き下げを行う方針であり、第一(チェイル)銀行は24日に1年満期の「ファースト定期預金」の金利を5%から4.9%に引き下げた。
信韓銀行の関係者は、「1年満期の定期預金金利が4%台に落ち込んだのは、今回が初めてだ」とし、「01年8月に5%台に入って、1年5カ月ぶりに4%台になった」と述べた。
国民銀行の1年満期定期預金の名目金利は4.6%だが、実質金利は利息に対する税16.5%(利子率0.759%)と、消費者物価上昇率3%を差し引けば0.841%だ。
1億ウォンを1年間定期預金しても、年間実質的な利息額は84万1000ウォンと、月7万ウォンに過ぎない。
韓国銀行は、銀行が資金運用難なうえに、預金保険公社の特別保険料賦課処置が行われたことで、定期預金・貯金、貯蓄預金など大半の受信金利が落ち込んだと説明した。
昨年12月の定期預金金利は、4.73%から4.71%に、定期貯金は5.13%から5.09%に、貯蓄預金は1.34%から1.31%にそれぞれ下落した。
貸出平均金利も家計貸出金利や大手企業貸出金利などの下落で、6.72%から6.65%と0.07%下がった。
これで銀行界は、適性預貸マージン(貸出金利−預金金利)を確保するために、預金金利を引き続き引き下げるしかないため、実質金利はまもなくマイナスになるものと予想される。
林奎振 申致泳 mhjh22@donga.com higgledy@donga.com






