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外国人のための映画館がソウルにオープンへ

外国人のための映画館がソウルにオープンへ

Posted January. 09, 2003 22:36,   

外国人も韓国映画を英語字幕で見ることができる、外国人のための映画館がソウルにオープンする。

文化コンテンツ輸出専門会社であるソウルセレクションは、11日から文化観光部の支援を受けて、ソウル鍾路区司諌洞(チョンログ・サガンドン)にある錦湖(クムホ)美術館3階の錦湖リサイタルホールで、韓国映画の英語字幕映画館を始める。

韓国映画が各種海外映画祭の主要部門で受賞し、注目されているにもかかわらず、いざ韓国内に外国人が韓国映画を楽しめる空間がないとの点に着眼したもの。外国人に韓国映画を知らせることで、韓国映画の海外進出に向けた基盤作りをはかるとの趣旨だ。

ソウルセレクションの金ヒョングン代表は「ソウルは国際都市に変ぼうしつつあり、滞在する外国人も増加しているのに、韓国映画を見れる適当な場所がなかった。外国人に韓国文化を理解する機会を提供すると同時に、韓国映画の海外進出やDVDの販売も促進することができるだろう」と話した。

上映作品は、すでにDVDで発売された韓国映画。今年の場合「シュリ」「猟奇的な彼女」「海賊、ディスコ王になる」「家へ…」「オアシス」など最近の興行作品と「ケッマウル」(1965)「孟(メン)進士家の慶事」(1965)などといった60年代の作品を含めて、計40本が上映される予定だ。

英語字幕入りの韓国映画は、毎週土曜午後2時半からと、日曜午前11時からと、2回にかけて、DVDプロジェクターを通じて180インチの大型スクリーンで上映される。座席は171席で、映画観覧とともに錦湖美術館の展示作品も鑑賞できる。11日初めての上映作品は「共同警備区域JSA」。入場料5000ウォン。問い合わせは02−734−9564



金秀卿 skkim@donga.com