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不法滞在外国人、強制出国を最大1年猶予

Posted November. 22, 2002 22:39,   

来年3月末に決まっていた違法滞在の外国人労働者らの強制出国時期が、最大1年間猶予され、朝鮮族(中国在住の韓国系中国人)をはじめとする外国籍韓国人5万人に対するサービス業への就職が許可される。また、事業場からの離脱を防ぐ措置として、産業研修生の韓国入りの際に1人300ドルを納めるよう義務付けていた契約履行保証金制度を廃止する代わりに、研修生に対する雇い主の管理と帰国保障への責任が強化される。

韓国政府は22日、中小企業の主要人材である外国人労働者が同時に出国する場合にあり得る労働力不足を防ぐために、こうした補完策を講じ、金大中(キム・デジュン)大統領に報告した。

これによって、当初来年3月末までに出国しなければならなかった25万6000人にのぼる自主申告済みの違法滞在外国人労働者のうち、韓国内滞在期間が3年未満である10万7000人は、2004年3月末まで出国を先送りできるようになった。しかし、3年以上になった14万9000人は、予定通り来年3月末までに出国しなければならない。

政府は、強制出国猶予の措置とは別に、今年3月から5月までの自主申告の期間中に申告を済ませていない1万2000人と、1万人にのぼる密入国者、そして数千人とみられる風俗店などに従事する違法滞在者に対しては、来年1月から2月までに集中的な取り締まりを行い、3月末以前に全員を強制出国させるとしている。

政府はまた、飲食店、宿泊業、清掃業、看病、家事サービス、社会福祉事業など韓国内のサービス業への就職が許可される朝鮮族など、外国籍韓国人の定員を5万人に定めるものの、業種別の定員は△宿泊と飲食店3万5000人△清掃・社会福祉サービス5000人△家事とその他のサービス1万人と決定した。

政府関係者は「そのうち、家事従事者は、労働関係法が適用されないために、雇い主に傷害保険と報酬未払い履行の保証保険に加入するよう義務付ける考えだ」と説明した。

政府は、外国人労働者の出国にともない中小企業の製造業分野で労働力が不足するのを解消させるため、来年1月末までに、外国人産業研修生2万人を早期に入国させるようにし、来年3月末まで2万人を追加する方策を進めることを決めた。これと別に、農畜産業と建設業の分野に、5000人ずつの産業研修生を、来年初め入国させるとしている。



成東基 ysmo@donga.com esprit@donga.com