韓国の電子メーカーが海外への投資を大幅に増やしているのに対し、外国の電子メーカーは韓国への投資を減らしつつあり、韓国内での電子産業の空洞化が懸念されている。
韓国電子産業振興会が6日発表した「韓国内への投資と海外投資の現況」によると、昨年、電子産業(通信部門を含む)で、外国人による韓国内への投資は179件、15億9300万ドルで、2000年(238件、24億900万ドル)に比べて、件数では24.8%、金額では33.9%減少している。
これに対して、韓国の電子メーカーが海外投資を行った件数は261件、23億9000万ドル(うち15億6000万ドルはLGグループとフィリップスのブラウン管部門の合弁)で、2000年(29件、4億7200万ドル)に比べて、件数で24.9%、金額は406.5%も増加している。
こうした傾向は今年に入り、さらに目立ちつつある。産業資源部が外国人の投資動向についてまとめたところによると、今年8月までに、外国人の韓国電子産業への投資は80件、2億ドルで、前年同期比(137件、9億6000万ドル)件数で41.6%、金額は79.2%も急減したことが分った。これに対して、8月末までの韓国企業の海外への投資は208件、6億1000万ドルと持続的な増加ぶりを見せている。
電子振興会関係者は「コストの安い地域に生産ラインを移すのは企業の当然な選択であるものの、現在のようなすう勢が続けば、将来、韓国内での電子産業の生産基盤は大きく弱化するだろう」と懸念を示した。
朴重鍱 sanjuck@donga.com






