米LPGAの一番力強い「海外派」韓国女性選手団が2002ジェイミーファー・クローガー・クラシック(賞金総額100万ドル)が開幕した初日、大挙トップクラスに名を載せた。
12日、オハイオ州・シルバニアのハイランド・メドウズゴルフクラブ(71パー、6365ヤード)を舞台に行われた第1ラウンド。
「コアラ」パク・ヒジョン(22、CJ39ショッピング)、ハン・ヒウォン(24、フィラコリア)、チャン・ジョン(22、ジーヌス)は、並んで2アンダー69打をマークし、出場した144人の選手の中で、4位タイにランク。単独首位(4アンダー、67)のR.テスケ(豪州)にわずか2打差の成績。
一方、大会2連覇と同大会通算4回目の優勝にチャレンジする朴セリ(25)は、43位タイ(1オーバー、72)で振るわないスタートを切った。
今季開幕戦の武富士クラシックで3位をマークした後、目立った成績を挙げていないパク・ヒジョンは12日、ドライバーショットの好調(フェアウエー的中率100%)に支えられて3バーディ、1ボギーを記録した。
17ホールまでボギーなしに連続して3バーディを奪ったパク・ヒジョンは打数を減らさなければならないバー5ホールの最終18ホールで、むしろボギーを犯し、共同首位になるチャンスを逃した。
昨年の新人王に輝くハン・ヒウォンは、4バーディと2ボギーをマークしており、チャン・ジョンは切れの鈍いドライバーショートとアイアンショットを精巧なパッティング(延べ25個)でばん回して一つのボギーもなく、バーディ2つを奪い取った。
期待が集まっていた朴セリは、5年ぶりにハイランド・メドウズゴルフクラブで初めてオーバーパーとなって、K.ウェブ(豪州)、L.ケーン(カナダ)、イ・ジョンヒョン(韓国タイヤ)と並んで43位に止まった。しかし、首位との差を十分に埋められるコースであるため、残りの3日間で追いつくことはできる状況だ。
一方、3バーディと2ボギーだった金美賢(キム・ミヒョン、25、KTF)は、14位タイ(1アンダー70)で第1ラウンドを無難に終えた。
また「延長不敗」と言われていたA.ソレンスタム(スウェーデン)を、延長戦のすえ下して3月、ピン・バナーヘルスの初代チャンピオンの座に上った、R.テスケが単独首位になっている中で、2000年の新人王、D.デラシン(米国)と、新人J.M.バスティル(フランス)は3アンダーで2位タイとなった。
安永植 ysahn@donga.com






