火星表面の広大な地域に、ほこり、岩石などと混ざり合って氷の形になった水が多く存在するかもしれないと米航空宇宙局(NASA)の科学者らが1日発表した。
NASAジェット推進研究所が、無人火星探査機オデッセイが送ってきた初期のデータを分析した結果、ほこりや岩石と混ざり合った氷が火星の一部の地域の・面を90cmの厚さで覆っているとみられる。科学者の間ではこれまで、火星に水が存在すると信じられてきたが、このように大量に存在するかもしれないという分析結果は、火星に一時期生命体が存在したという理論の裏付けになると期待されている。
科学者らは、水が凍っている場所は、火星の南極から南緯60度に至る地域まで広範囲に広がっている可能性があると説明した。
オデッセイプロジェクト責任者の一人、ロジャー・ギブスさんは、オデッセイが送ってきたデータについて「期待を上回る」と語った。オデッセイは今後917日以上続く地形測定作業を通して火星表面の科学的構成を調査し、地熱活動を示唆する水や温泉などの痕跡を追跡する。
パサディナAP連合






