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技能修得後の志願兵入隊、50%に高める計画

技能修得後の志願兵入隊、50%に高める計画

Posted February. 20, 2002 09:27,   

社会で予め特別な技能を身につけてから入隊すれば、希望する分野で活動できる陸軍特技兵の選抜業務が2004年から兵務庁に一元化される。

これによって、年間現役入隊者の14%にすぎない志願兵が2004年からは急速に増え、早ければ2005年には志願兵の比率が全体の半分にまで拡大するものとみられる。

兵務庁によると、兵務庁と陸軍は、軍入隊者の服務満足度を高め、重複した選抜業務の遂行に伴う人員と予算の浪費を防ぐために、このほど志願兵の選抜業務の一元化に合意したという。

兵務庁関係者は「軍ごとに分散した志願兵業務を段階的に統合し、志願兵の比率を最大50%レベルにまで高めていきたい。志願兵の比率が高まると、兵役義務者の立場で軍の分野と服務時期を自ら選択し、社会で身につけた技術と専門性を活かせるメリットがある」と話している。

兵務庁は、まず陸軍特技兵の選抜業務を定着させ、その後に海軍、空軍の志願兵選抜を行う計画だ。また、電子メールや携帯電話の文字メッセージなどを志願兵選抜計画の広報に活用することとし、入隊対象者20—30万人の電子メールと携帯電話番号を入力した兵籍管理データベースを、去年末に構築した。

陸軍には、現在237の特技分野があり、重装備、運転整備、銃砲修理など105の分野で、特技兵を志願によって選抜している。



esprit@donga.com