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11月の州下院議員選挙に出馬...勇敢な18歳

11月の州下院議員選挙に出馬...勇敢な18歳

Posted August. 10, 2001 09:31,   

米ワシントン州に居住する韓国人二世のハン・ヨンソン(18)君が、11月の州下院議員選に緑色党の候補として出馬する予定だ。米国では18歳から選挙権の被選挙権が与えられている。

昨年高校を卒業して、今秋ロサンゼルス所在のフィティアカレッジに入学予定のハン君は、ソノホミ市カウンティの第21地区下院議員再選挙に出馬して、ジョーマリン現議員(共和党) などと議席を争うことになる。

韓君の出馬は思いがけない出来事であるため、現地のマスコミはもちろん、AP通信などの報道を通じて、ニューヨークタイムズにも記事化された。緑色党が民主党と票を争うことを願う共和党の選挙運動コンサルタントのステン・ショー夫婦が、ハン君の候補登録費250ドルをハン君に知らせないで密かにハン君の通帳に振り込んだことがわかった。

ハン君は、「私は若い理想主義者で、汚い手口を嫌う」としながら、問題の250ドルを返したが、この事件はすでに政治争点化している。州下院議席の比率が49対49の状況で、現役の共和党議員が選挙に破られれば、民主党が多数党になるため選挙戦は熱くなるばかりだ。

昨年の大統領選挙で、消費者保護運動家のラルフ・ネイサーの緑色党でボランティア活動をしていたハン君は、銃器規制と少数系の保護政策に関心が多い。 父親のハン・ミョンドック氏(51)は公務員だ。



洪權憙 konihong@donga.com