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独立運動家夫婦が8年間書いた子育て日記を初公開

独立運動家夫婦が8年間書いた子育て日記を初公開

Posted April. 12, 2024 09:23,   

Updated April. 12, 2024 09:23

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大韓民国臨時政府の要人とその家族約50人が書いた回顧録約70本を展示した特別展示会が、11日、ソウル西大門区(ソデムング)の国立大韓民国臨時政府記念館で開かれた。この展示会は、8月18日まで続く。臨時政府の要人と家族の回顧録をまとめて展示するのは初めてだ。

今回の行事のタイトルは、「夢のような昔、ピアプフンニヤギ」。臨時政府で活動した独立運動家韓道信(ハン・ドシン)先生の手記のタイトルで、「夢のような昔の痛い話」という意味だ。行事では、日本の植民地時代に他国で住居と生活、教育など共同体を成し、独立運動に献身した臨時政府の要人と家族の当時の暮らしと感情を覗き見ることができる。島山安昌浩(トサン・アン・チャンホ)先生と韓国光復軍総司令官を務めた池靑天(チ・チョンチョン)将軍の直筆日記、光復軍であり画家だった崔徳休(チェ・ドクヒュ)先生が残した光復軍の姿と中国風景の絵なども展示される。

特に夫婦独立運動家の楊宇朝(ヤン・ウジョ)、崔善嬅(チェ・ソンファ)志士が、1938年7月に長女が生まれた後、8年間の成長過程を記録した「ジェシーの日記」も初めて公開される。同記録物は、独立運動家の唯一の親筆の子育て日記と評価される。娘の成長過程だけでなく、中国の長沙から重慶まで続く臨時政府の移動過程が詳細に盛り込まれ、史料的価値も大きいと国家報勲部は伝えた。


尹相虎 ysh1005@donga.com