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高麗大学病院の医師たちがミャンマーの子ども26人に笑顔をプレゼント

高麗大学病院の医師たちがミャンマーの子ども26人に笑顔をプレゼント

Posted November. 14, 2023 08:55,   

Updated November. 14, 2023 08:55

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韓国の医師たちが、ミャンマーでの医療ボランティアで先天性奇形患者に新しい希望をプレゼントした。高麗(コリョ)大学安山(アンサン)病院は13日、同病院のキム・ドクウ、ユ・ヒジン整形外科教授とパク・ホジン高麗大学安岩病院整形外科教授など医師5人が、先月29日から今月5日までミャンマーのネピド-総合病院で、口唇口蓋裂患者26人を対象に手術を行ったと発表した。

口唇口蓋裂とは、唇や歯茎、口の上あごの天井の部分が割れる先天性奇形だ。生後3~12ヶ月前後で手術しなければ、上顎が適切に発達できず、一生発音障害を抱えて生きていくリスクが大きいが、ミャンマーは医療インフラが不足しており、多くの患者が手術費を払う余裕がなく放置されることが多い。キム教授チームが会った現地の患者たちも、その大半が2、3歳で適正治療時期を逃した事例だったが、今回の手術で健康を取り戻している。

高麗大学安山病院が所属している高麗大学医療院は、2012年以降、ミャンマーの口唇口蓋裂の患者数百人を対象にボランティアで手術を行ってきた。新型コロナのパンデミック中に中断されたが、今回再開された。高麗大学医療院の医療チームは、今後も活動を続ける計画だ。

高麗大学安山病院は、後続ボランティア活動のためにミャンマー保健福祉部と業務協約も交わした。外国人医師たちが現地で無料で手術するためには、行政手続きを踏むだけで数ヶ月がかかるが、これを簡素化する内容だ。


趙健熙 becom@donga.com